パグパグと暮らす 90 そらさんと「蛋白漏出性腸炎」

今日は動物病院に狂犬病ワクチン接種に行ってきました。

全国の犬オーナーの皆さん、
法律で決められている義務ですよ!

動物病院だろうと何だろうと、人が多い所は大好きなパグパグ。
注射も(入れる分には)へっちゃらです。

ただ、フィラリアの検査をするのに採血があるのですが、
コレに関してはエルが大暴れ。
血管が「逃げる」らしく、エルは採血に時間がかかるため、
痛いし動けないし、腹が立つのも分かる気がします。

さて、せっかく血液を取ったんだからと、
ついでに血液検査もしてもらいます。
2人とも去年は飛ばしてるし、2年に1回はしないとね。
あ、エルは膀胱炎の時に検査したか(^^ゞ

さてさて、エルは異常なしだったのですが、そらさんの検査結果に異常が\(゜ロ\)(/ロ゜)/
総タンパクの値が低すぎるとのこと。
(TPは5.4~7.1が正常なのに、5.0しかない)
さらに詳しく調べてみると、アルブミンの値も低すぎでした。
(ALBは2.6~4.0が正常なのに、2.2しかない)
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先生もビックリの値だったようで、
「下痢はしてないですか?嘔吐は?食欲や元気はありますか?」と焦ってます。

下痢は1年以上してないし、嘔吐もないし、食欲も元気もいらんほどあります。
現に、足元でじゃれあって、診察室にあるものを物色しまくってるじゃないですか。

血液検査しなかったら、先生も普通に「じゃあね~」って送りだしてたでしょ?

そしてここから担当の先生が変わりました。
狂犬病のワクチン接種は、
以前、きょんサマの浣腸事件の際、ダンナさんがクレームをつけた女医さんでしたが、
ここからは例のN先生になりました。
ちなみにN先生はこの病院の副院長サマです。

とにかく獣医も飼い主も、外から見る分には、そらさんに異常はないんです。
ただ、血液検査の結果だけが異常。
しかもかなり重症。

肝臓が悪いのか?
腎臓か?腸か?寄生虫か?

血液中にタンパクが低いということは。
1、作られていない(肝不全)
2、吸収されていない(下痢とか)
3、失われている(腎不全で尿にタンパクが出てしまってるor腸に炎症・腫瘍がある)

肝臓であれば、これだけ他の症状がでないことはないので、可能性は低い。
下痢(嘔吐)もまったくしていない。

ということは、3だということで、後日尿検査と超音波検査をすることに。

可能性が高いのは「タンパク漏出性(喪失性)腸炎」だそうです。

食物アレルギーによって腸が炎症を起こしているかもしれないので、
アレルギー対策フード(ヒルズz/d)のみ食べることになりました。
そらさんの大好きなパンもクッキーもビスケットもガムも果物も全部不可(>_<)
抗生剤を1日2回。

とにかく腸に負担をかけないのが大事なんだそうです。
ううう、とにかく食べることが大好きなそらさんなのに(-"-)
サイアクだ。

これで改善しなければ、
「内視鏡or開腹して腸の細胞を生検」
になるそうです。

け、検査で手術?!
そらさんは避妊手術の際、一時危篤状態になってるし、麻酔からの回復も遅かったので、
手術は嫌だ!!!
入院のストレスで悪化しちゃうよ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

内視鏡も全身麻酔だけど、切るよりはマシかな…とは思ったけど、
内視鏡は腸の内側しか見れないし、どうしても届かないところもあるから、
そこに腫瘍があったとしても発見できないそうで…。

全身麻酔して、不完全な検査なら、しない方が体には良くないか?

とにかく放置すると、
低タンパク血症のため、胸や腹に水が溜まってきて、
(血液中に水分を保持できなくなる)
最悪の場合、3ヶ月も生きられないとのこと。

腹水!
父が死ぬまで苦しめられた腹水!
またしても腹水!!

見る限り浮腫みもないし、今気付けたのは不幸中の幸いだそうで、
でも、あまりにも「死ぬ死ぬ」という言葉を聞き続けたせいで、
どうやって家にたどり着いたのか、覚えていないほどでした。

こんなに元気なのに、なぜ「死ぬ」という言葉が出てくるのか。
せっかく虐待から救い出したのに、
お前も正しい飼育ができていなかったと言われているようで。

引き取った当日に受けた血液検査でも、栄養失調と言われつつTP6.4、ALB3.2あったのに、
この2年、いったい私は何をした?

何が悪かったのか考え続けましたが、決定的な理由が見つかりませんでした。

そらさんにとって1番良い治療は何なのか。
本人には聞けないので、
結局私のエゴや思い込みでしか決断できないのだけど。

考えてみようと思います。

ダンナさんは内視鏡も手術も反対だそうです。
不味い療法食もほどほどにして、
市販の、そらさんが美味しくお腹いっぱい食べれるフードにして、
オヤツも食べて、たくさん遊んで、
それでもし3ヶ月後旅立ったとしても、そらさんは幸せだと思う、とのこと。

私はまだ迷っています。

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今日の診察

<エル>
再診料 840円
フィラリア検査 2100円
血液化学検査A(6項目) 3150円
狂犬病注射料 2400円

<そら>
再診料 840円
フィラリア検査 2100円
血液化学検査A(6項目) 3150円
血液化学検査B(5項目) 3150円
CRP検査 1050円
狂犬病注射料 2400円
薬料(内服) 1260円
調剤料 840円

合計23280円

低タンパク症・蛋白漏出性腸炎で検索された方、参考になさってください。
病院によって、金額は前後します。

今回はエルもいたので、久々の2万越えしました。

蛋白漏出性腸炎は完治しないため、検査&薬が延々と続くそうです。
我が家はお金持ちではないけれど、幸い人間の子どもがいないため、
この程度であれば、通うことができます。

ちなみに内視鏡や開腹手術は10万円くらいかかります。
ペット保険が流行る理由が分かりますね。

もし、そらさんが私のせいでこの病気になったわけじゃないとして、
前の飼い主のところでこの病気になったとしても、
絶対治療してもらえなかっただろうから。

できる限りのことを。
そらさんにとって1番苦しみがない方法で。
してあげたいと思います。
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by kyonmo | 2012-04-13 23:59 | ねこ・いぬ | Trackback | Comments(2)

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Commented by チャイ at 2016-10-29 15:59 x
我が家の愛犬も同じ病気です。今月の初旬に発覚しました。アルブミン数値が増えず、フードも2回変えました。前日のレントゲンでは写っていなかった腹水と胸水が翌日には溜まっていて、利尿剤とステロイドの治療が始まりました。
先生の説明を聞いて動揺しまくり、わたしもどうやって家に帰ったか覚えていません。
今は決して少なくない量の薬を服用し、経過をみているところです。
こうして同じ病気と闘っている子の記事を見て、わたしもしっかりしなきゃと、改めて思いました。
お大事にしてくださいね。
Commented by kyonmo at 2016-10-31 01:16
>チャイさん
初めまして、コメントありがとうございます。
お気持ち、お察しします。
美味しくないフード、強い薬、たくさんの薬、改善しない病状、
いったい何をしてあげたらいいのか、日々悩みますよね。

私も悩んで悩んで、ベストの対策を取ったつもりでしたが、
愛犬「そら」は、ストレスからか、てんかんを発症し、
気晴らしに出かけた出先で、強く長い発作が起き、
最後には熱中症で死なせてしまいました。

あれから4年、新しい子を2匹追加で飼うことにもなり、
日々楽しく過ごしていますが、亡くなった「そら」に対しては、
後悔しかありません。

何が正しくて何がベストか選ぶのは、本当に難しいですけど、
ぜひ、いろいろな病院の意見を聞いて、
1番愛犬にとって楽な対策を、とってあげてください。

私は、かかりつけの病院が、この街1番の病院だと思い込んでいて、医者の言うことを信じすぎ、結局、残念な結果になりました。
思い切って別の病院に行っていれば、あの子はまだ、生きていたかも・・・と、今でも思っています。

チャイさんのわんちゃんが、病気を克服されることをお祈りいたします。
そしてチャイさんも、わんちゃんのために、元気で、笑顔でいてくださいね。