『悪の教典』

予告を見た時から大注目だった「悪の教典」。
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ドラマ・映画版「海猿」が大好きな私の母。
最初は「伊藤くんのイメージに合わない。」って渋っていたものの、
やっぱり私の実の親だけに、
「なんだか面白そうな気がしてきたわ。」と乗り気。

さすが、まだアニメが大好きな時期の私を連れて、
「羊たちの沈黙」を見に行った人だよ(笑)

そう、私達母娘は、どんどん人が殺されちゃう話が大好きなのでアール☆
子ども(孫)がいなくて良かったね。

さて、この映画R15+指定だけに、超面白い!
私、こういうの大好き(●^o^●)
スッゴイ良い人が、実は最凶最悪って、わくわくしちゃうよね!!(←変態?)

個人的には、上川隆也とか、堺雅人とか、佐々木蔵之介とか、堤真一とか、
正義イメージのある40代に主演をお願いしたいところだけど、
「高校生に絶大な人気のある教師役」「細マッチョ」「ヌードOK」という条件が大前提なら、
確かに伊藤英明で仕方がないのかなあ。
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学校が舞台になる話だと、登場する人物の大半は高校生役なわけで、
「another」のように、未熟な若手俳優だらけでガッカリする可能性もあるのだけど、
いやはや、そこにも手抜かりなく、ステキな配役でございました。

伊藤英明と林遣都のヌードが見たい人。
大量殺人シーンに抵抗のない人にはお勧めの映画です。

私は近々、原作も買おうと思うくらいハマりました。
おひとり様でもう1回観に行こうかな~。

ネタバレあり。要注意!



レコードからオペラが流れている。

寝室ではある夫婦が息子のことで言い争っていた。
「僕は見たんだ。あの子が先生を…」
「以前からあの子は共感能力に乏しいと思っていたんだ。早くあの子を社会から隔離しないと!」
「でも証拠はないんでしょう?まだ14歳なのよ!」

真っ暗な部屋で、裸の少年は靴だけを履き、
ナイフを手に階段を登って、両親の寝室へ行く。
寝室の扉がゆっくりと開き、両親の表情が凍りつく。

舞台は高校の職員室。
教頭先生が、次の試験において携帯電話を使ったカンニングをどう防ぐか、
教員たちに意見を求めていた。

英語教師の蓮実聖司(伊藤英明)が立ちあがり、1つの提案をする。
「妨害電波を発生させ、携帯の使用が出来なくしてしまえば良いのでは」と。
アマチュア無線部の顧問で数学教師の釣井(吹越満)の協力で、
校内だけの通信を妨害できるよう、出力を制御できる、と蓮実は説明するが、
電波法に引っ掛かる恐れがある、ということで、この作戦は見送られる。

蓮実は『ハスミン』というニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気を集めていた。
生徒たちは時にふざけつつも、マジメに授業に参加していた。
ある生徒が蓮見に質問する。
「先生はよく、僕たちの答えにグッドとかグレイトって言いますけど、違いはなんですか?」
蓮実は応える。
「その答えが正解ならgood。もし秀逸な答えならExcellentだ。
さらに驚くほど素晴らしい答えの時は、何だと思う?健吾」
東大を目指している健吾はサラリと答える。「Magnificentですか?」
クラス全員で復唱し、授業は終わる。

クラスメイトには慕われている蓮実だったが、保護者には嫌われることもある。
清田梨奈の父はいわゆるモンスターペアレントで、自分の娘はいじめられていると、
毎日のように学校に押し掛けては、蓮見や校長・教頭に文句を言っていた。
時には裏掲示板の内容を印刷してきては、
「これが娘がいじめられている証拠だ」と大騒ぎ。

テスト当日。
「カンニング防止」という理由で、生徒の携帯電話が回収される。
しかし、携帯を隠し持っていた圭介(染谷将太)は、依頼されていたクラスメートに答えを送信しようとするが、
圏外になっていて送信に失敗。
カンニングを依頼していた不良:蓼沼とその手下たちにボコボコにされてしまう。

圭介を心配する親友:怜花(二階堂ふみ)と雄一郎(浅香航大)は、カンニングなんてやめるよう諭すが、
圏外だったことを不審に思った圭介は、妨害電波の存在を指摘し、釣井先生の仕業ではと疑う。

美術部員の前島(林遣都)は、美術教師の久米先生(平岳大)と関係を持っていた。
久米は裕福な家の息子で、趣味のクレー射撃の腕前を前島に見せたり、
別邸に高級車で連れて行き、情事に及んだりしていた。

友人2人の「美彌が体育教師の柴原(山田孝之)からセクハラされてる」という訴えで、
蓮実は安原美彌(水野絵梨奈)を呼び出し、真偽を問いただす。
美彌は万引きをしたところを柴原に見つかり、通報しないから正直に話せと言われた際、
その会話を録音され、それをネタに体を要求されていた。

蓮実はまず美彌を店に連れて行き、万引きの謝罪をさせ、2度としないと誓わせる。
そして柴原に、
「万引きの件は謝罪して許してもらいました。淫行条例と言うのがあって、それによると、
先生の立場はかなり危ないと思いますよ。」
というメールを送らせる。
コレによって、柴原の美彌に対するセクハラはなくなった。

翌日、美彌は屋上に蓮実を呼び出し、柴原から救ってくれたことの礼を言い、
おもむろにキスをする。
助けてくれた蓮実への恋心からの行動だったが、蓮実は美彌を抱きよせ、熱いキスをする。
しかし、それを蓼沼に見られてしまった。

ある日、梨奈の家が火事にあい、クレーマーの父が亡くなる。
梨奈の家には、父の執念深い性格を表すかのように、
猫よけのペットボトルが家の外周にビッシリと立てられていたのだが、
その中身が水から灯油にすり替えられていたのを気付かず、
ヘビースモーカーの父がタバコの不始末で火事を起こしてしまったのだ。
幸い梨奈だけは怪我もなく無事だった。

警察が学校に事情聴取に来る。
校長や教頭は、清田がクレーマーで、ヘビースモーカーであったことを話す。
「イタズラが招いた不幸な事故」として処理しようとする刑事を、釣井が呼びとめる。
「蓮実は以前、4人が連続自殺した学校に勤めていたんですよ」とだけ伝えるために。

それを見かけた圭介は、釣井に「警察と何を話してたんですか」と尋ねる。
釣井は警察に話したのと同じセリフを圭介に伝える。
テスト中に妨害電波を流したのは自分ではないことも。
不審に思った圭介は、その連続自殺について調べ始めるが、
蓮実を良い先生と信じる親友2人には、調べるのをやめるように諭されてしまう。

一方、蓮実は久米を呼び出し、
「生徒に手を出すなんて最低だ。もしばれたら懲戒免職ですよ」と脅し、
高級車と別邸を借りる。
(ちなみに蓮実の家は人里離れた山中にあるボロボロの小屋、車はこれまたボロボロの軽トラック。)
そしてそこに美彌を連れ込み、関係を結んでいた。

次の日、蓼沼がクラスで暴れ、同級生に怪我をさせる事件が起こった。
裏掲示板に「梨奈の家に放火したのは蓼沼だ」という書き込みがあったのだ。
それを見た蓼沼は、クラスメイトに嫌がらせをされたと思いこみ、暴力をふるった。
美彌は前日蓮実に「裏掲示板に入るIDを教えてくれ」と言われたことを思い出し、
不安になるが、誰にもそれを言えなかった。
ふてくされる蓼沼を、蓮実は「おごるから飲みに行こう。内緒だぞ」と誘い出す。

深夜、黒い袋を軽トラックの荷台に乗せて運ぶ蓮実が、山道を抜けた工事現場へと入って行く。
翌日から、蓼沼は行方不明、表向きには暴力騒動を気にした家出ということになった。

蓮実が怪しいと目を付けた釣井は、あらゆる手段を使い、蓮実の過去を調べ上げる。
釣井は誰もいない教室で圭介に、蓮実の過去を語って聞かせた。

蓮実は中学2年の時強盗に襲われ、両親を亡くし、自身も重傷を負った。
その後、京都に転校、京大に合格するも2ヶ月で退学。
すぐにハーバード大学に入学し、ここは卒業、そのままアメリカの大企業に就職するも、
たった2年で退職、日本に帰国して、畑違いの教師になっている。
そして彼の引っ越しや転職の前には、必ず周囲で人が死んでいる、という内容だった。

その日の夜。
居酒屋で1杯やってから、ほろ酔い気分で帰途に就く釣井。
人もまばらな電車の中で、ついウトウトしてしまい、ふと気付くと目の前に蓮実が立っている。
驚いて飛び起きる釣井に、蓮実はニッコリと笑いかけ、
「こんばんわ。隣いいですか?」と話しかける。
慌てて隣に投げだしていたカバンを引き寄せる釣井の側頭部めがけて、
砂を何重にもビニール袋で包んだ、お手製の「武器」をフルスイングする蓮実。
蓮実は昏倒する釣井を横目に、釣井のカバンを網棚に乗せ、
カバンのベルトに釣井の首を引っかけ、自殺したように見せかけて、素早くその場を去る。

翌日、朝礼で釣井の訃報が知らされる。
「蓮実の仕業だ!」と気付いた圭介は、蓮実が昨日の教室での会話を聞いていたに違いないと、
教室に走り、盗聴器を探し出す。
やっとのことで、コンセントに仕掛けられた盗聴器を見つけた圭介だったが、
いつの間にか蓮実が背後に迫っていた。
とっさにナイフを出して威嚇するも、あっさり縛りあげられてしまう。

その夜、縛りあげた圭介を蓮実は尋問する。
尋問の内容は、圭介がカンニングの主犯かどうか、カンニングに関わっていた生徒は誰か。
圭介は必死に知らないと首を振るが、その都度、ハンダごてでブスブス刺され、
声にならない悲鳴をあげ続けるが、力尽きてしまう。
そして蓮実はまた、軽トラックに黒い袋を乗せて、山の中の工事現場へ…。
圭介が行方不明になり、いよいよ怜花は蓮実を疑い始める。

毎晩のように蓮実と美彌は密会を続ける。
蓮見がシャワーを浴びている間、美彌は好奇心から蓮実のカバンを物色。
すると中からは家出中のはずの蓼沼の携帯電話が出てくる。
なぜ持っているのか美彌が問い詰めると、蓮実は、あの晩蓼沼と飲んでいたこと、
酔った蓼沼が携帯を忘れていったので預かっていた、と話す。

翌日、文化祭の前日準備が行われる。
2年4組の生徒は全員参加で、泊まりこみで作業をすることになっていた。
浮かれてビデオカメラを回すもの、これを機会に意中の人に告白しようとするもの、
そんな賑やかなムードの中、火事以来学校を休んでいた梨奈が登校してくる。
クレーマーで神経質な父から解放され、別人のように明るくなっていた。

この日の宿直が柴原だと知り、美彌を心配する友人は、
こっそり屋上へと上がって行く美彌の後をつける。
屋上で待っていたのは柴原ではなく、蓮実であった。
蓼沼の携帯にこだわる美彌が邪魔になった蓮実は、釣井の時と同じように、
美彌を殴りつけ、昏倒している間に靴と下着を脱がせ、屋上から投げ落とす。
靴を揃え、準備してきた遺書をその下に挟み、屋上の鍵を開かないように細工をして、
晴々と校舎に戻ろうとすると、美彌を心配してついてきていた友人にバッタリ会ってしまう。

柴原と会っていたとばかり思っていた友人は、蓮実を見て驚き、屋上に美彌を探しに行くが、
とっさに蓮実は彼女の首を折り、殺害してしまう。
隠ぺいのしようがないと悟った蓮実は、今、学校の中にいる全員を殺してしまえばいいんだ、
という恐ろしい決断を下し、準備に入る。

まずは「前島が大変なことになった!」と久米を電話で呼び出し、
駆けつけてきた久米を殴って、縛りあげて隠しておく。
その後、久米の靴をはき、レインコートを着て、妨害電波を発生させ、
ショットガンを手に動き出す。

途中で出会った1組の生徒もとりあえず銃殺。
銃声を聞いて、宿直室から飛び出してきた柴原に美彌のパンツを放り投げ、
柴原がパンツの臭いを嗅いでいる間に銃殺。

そして銃声にざわめく校内に、「銃を持った不審者が侵入しました。屋上へ逃げなさい」と、放送。
慌てふためく生徒たち。
蓮実を信じて屋上へ向かう生徒、「何かおかしいよ!」と防火シャッターを閉め、
バリケードを作る生徒、携帯が通じないことを知り、公衆電話に走る生徒…、
様々な行動を取る生徒たちを、まずは外に逃げようとしているものから射殺、
電話など、外部に連絡を取ろうと試みるものたちを射殺、
蓮実はご機嫌で、鼻歌まじりで屋上へ。
屋上のドアが開かず、立ち往生している生徒たちに、容赦なく弾丸を浴びせ、ニコニコ。
一撃で死ななかったものは、階段下へポイッ。

一方、好きな子に告白しようと彼女を部室へ呼び出し、先に部室で待っていた翔。
鳴り響く銃声と悲鳴に部室を飛び出すが、玄関から逃げた生徒が撃たれたのを見て、
一目散に学校の外へ。
近くのバス停にいたサラリーマンに警察へ通報してもらい、
愛する彼女を救うため、再び学校へ引き返す。

彼女も翔のことを案じ、何とかそばに行こうと、教室の窓から非常用のロープを落とし、
それをつたって、必死に降りていく。
が、ロープとの摩擦で手のひらは出血、手を滑らせて落下した衝撃で足を骨折。
それでも必死に翔のもとへ這って行く。

翔はアーチェリー部のエースで、かなりの腕前である。
道具一式を持って校舎に向かう途中、這ってくる彼女の姿を発見。
思わず大声で名前を呼んでしまう。
その声に気付いた蓮実は、窓から身を乗り出し、翔を狙う。
とっさに翔はアーチェリーの矢を放つ。
真っすぐに蓮実を狙って飛ぶ矢に、蓮見もショットガンを撃つ。
たくさんの小さな弾丸にかすった矢は蓮実には当たることはなかったが、
翔は銃弾に倒れ、鳴き叫んで駆け寄る彼女の背中にも、容赦なく弾丸が浴びせられた。

蓮実は残されていたロープを使って、楽々バリケード内部に到達。
逃げ惑う生徒たちを次々と射殺。
耐えきれずカッターで手首を切り自殺した梨奈のそばで、前島を見つけた蓮実。
「これ、誰の靴でしょう?」と見せつけ、「久米先生も殺したのか!」と怒る前島。
撃たれてもなお、必死で蓮実に向かってくる前島の喉を、容赦なく切り裂いて殺害。

瀕死で「東大に行かなくちゃ…」と呟く健吾も、「to die?」とトドメを刺す蓮実。
これで残るはあと2名。

怜花と雄一郎は、数日前の避難訓練を思い出していた。
AEDや緊急脱出袋(通路?)の使用方法などの説明を受けていたので、
それを使って脱出しようと考えていたのだ。
しかし、緊急脱出袋を下りるのには時間もかかり、降りたところで、狙い撃ちされたらアウト。
雄一郎と怜花は、服を脱ぎ、すでに亡くなった友達の遺体に着せ、脱出通路に入れる。
蓮実はそれを窓からしっかりと狙い撃ち、地面に転がる死体2つを見て、満足して立ち去る。

蓮実は縛り上げておいた久米の口に銃を突っ込み、自殺に見せかけて殺害。
自身も格闘の末捕まったと見せかけるため、職員室の机に何度も頭を打ちつけ、
自分で手錠をかけ、床に倒れる。

駆けつけた警察は校内の異常さに圧倒され、
「愛する生徒にフラれ、発狂した久米が銃を乱射した」という蓮実の説明を疑いもしない。
ところが、生存者発見!の報告とともに、怜花と雄一郎が職員室へ連れてこられる。
焦りを顔には少しも出さず、蓮実は「よく…よく生きのびたな!」と2人を抱き寄せようとするが、
怒りに燃える雄一郎は蓮実に殴りかかり、警察に隔離されてしまう。
「犯人は久米先生ではなく蓮見先生」だと怜花は主張するが、錯乱しているのだと、
警察は相手にしてくれない。

しかし、保健室のAEDが惨劇を録音していた。
「どうして!蓮見先生!」と泣き叫ぶ生徒の声と、
「違うよ。これは久米先生の仕業なんだよ」と笑う蓮実の声が、ハッキリ残っていた。

それが証拠となり、蓮実は逮捕される。
連行される蓮実に「圭介は生きてるよね?」と問う怜花。
「ごめんよ」と答える蓮実。
そして蓮実は「これはすべて神の意志だったんだ。生徒たちには悪魔が取り付いていて、
僕は神の命じるままに、彼らを救ったんだ」と叫び出す。

それを見た雄一郎は「狂ってる…」とつぶやくが、
怜花は「違う、蓮実先生は狂ってなんかいない。新しいゲームを始める気よ」とつぶやく。
それを聞いた蓮実はニヤリと笑い、「magnificent」とつぶやいた。

場面が変わり、屋上から落ちた美彌が息を吹き返し、「先生・・・」と呟く。

真っ黒の画面には「To be continued」

**************************************

文字にすると、ちっとも異常性が表現できない哀しさよ(笑)

伊藤英明が何のためらいもなくショットガンをぶっぱなす様子が、
途中からかなり清々しくも感じられました。
それもこれも、生徒たちの死にっぷりが見事だったから、ですね。
ショットガンで撃たれるから、かなりの衝撃があるんですけど、
あの「ドンッ」っていう衝撃をみんな見事に表現していて、素晴しい演技力だと思いました。

「早く逃げて!」と生徒たちの心配をする観客はきっと、
この映画を100%は楽しめなかったんじゃないかと思います。
「ほらほら、逃げちゃうよ!あいつ、まだ生きてるよ!」
と、蓮実を応援しちゃう私のようなタイプの観客は、十分楽しめたんじゃないかなー?

蓮実が「命乞い」にためらいを感じるようになったらきっと見るのも辛くなっただろうけど、
ちっとも容赦しないから、逆に楽しく見れるよね。

あらすじには書きませんでしたが、ハーバード在学中の蓮実のシーンも途中でありまして、
快楽殺人者クレイと友達になり、銃の撃ち方を学び、一緒に殺人をしまくる様子が描かれてます。
バケツにバラバラ死体を詰めて、はしゃぎながら運ぶシーンや、
クレイが眼球を美味しそうに食べてるシーンには、さすがのスプラッタ好きの私も寒くなりました。

蓮実が銃を乱射してる際、時々銃身に目が現れ、「ヘイ相棒、時間がないようだぜ」などと、
話しかけてましたが、あれはクレイなんでしょうねえ。
生きたままドラム缶で焼かれたクレイが、なぜ蓮実を助けるのかは謎ですけど。
ま、蓮実の妄想だから良いのか。

でも武器がショットガンっていうのが派手で良いよね。
バイオハザード好きの私の、1番使用頻度が高い武器(笑)
クレイが持ってた武器をそのまま持ち帰ってきたのか、
得意の「人心を操る技術」でどっかからせしめていたのか、
久米先生のクレー射撃用のをもらったのか、
入手先は分からないけど、とりあえずハンドガンじゃなくて良かった☆

そうそう、可哀そうな久米先生といえば。
密会中、美彌に「この部屋、誰に借りたの?」と聞かれた蓮実が、
「ゲイ・・・術家?」と答えていたのには爆笑しました。
確かにゲイだし、芸術家だよね(笑)

爆笑と言えばもうひとつ。
銃声を聞いて、さすまたを持って宿直室を飛び出す柴原のシーン。
直前では得意のドラムも披露して、カッコイイイメージを付けたばっかりだったのに、
ショットガン持った蓮実が投げてるってのに、さすまたに引っ掛かったパンツを握りしめ、
なぜ臭いを嗅ぐかなぁ(笑)
しかも臭いで美彌のパンツって分かるって、どんだけ美彌を気に入ってたんだ…。
そんなヤツ撃っちゃえ、と思ったのは私だけではあるまいよ(^-^)

それから、モンスターペアレントの清田の殺害ですが、
ランニング中に猫よけのペットボトルを見つけ、「こいつ使えるな」と思ったんでしょうが、
全部灯油にすり替えるのはさぞ、手間がかかったことでしょう(笑)
その様子を想像すると、かなり滑稽だよね。
その場で作業すると見つかっちゃうから、ランニングのたびに数本持ち帰り、
灯油と入れ替えてはすり替えていたんでしょうが、
全部すり替えてからの火の不始末で良かったね~。

清田の娘:梨奈もせっかく復活してきたのに、その晩に死んじゃうなんて不幸…。
私は最初、前島がリアルなお化け屋敷用の人形を作っていたので、
梨奈の手首に傷口メイクを施して、死んだふりをするように言い、
彼女を救おうとしてるのかと思ってたのに、ふりじゃなくてホントに自殺してたから、
ガッカリでした。
そりゃそうだ、生き残るのが梨奈じゃ役不足だわなー。

気になったのは、釣井先生が蓮実の過去を自宅で調べているシーン。

最初、表札がアップになって、夫婦で住んでるのが分かるんですが、
室内はゴミで溢れ、妻の姿はなく、一瞬、血まみれ(+髪の毛?)のバールが映りました。
アレは「釣井も殺人者」ってことなのかな?
妻を殺して、ゴミの中にでも入れてるんでしょうか。

これまたあらすじには書けませんでしたが、自宅での蓮実の過ごし方も面白かったです。
基本、裸族…だけど靴は履く(笑)
ま、ボロ家だから、靴はかないと怪我しそうだしね。
で、海猿並にトレーニングをする。もちろん裸で(+靴)。
あまりに頻繁に見るので、もう伊藤くんの尻には、トキメかなくなりました(^^ゞ

家と同じくらいボロい軽トラック。
超爽やかイケメン人気先生の愛車が、廃車寸前の軽トラックって、
生徒たち、なぜ誰も突っ込まないのー?
美彌も普通に助手席に乗ってますが、普通嫌がるでしょ、最近の女子高生なら。
親の形見とか、無類の軽トラック好きとかって普段から言ってるんでしょうかね。
でも、死体運びに軽トラックはかなり有効だと思いました。
トランクに詰めると証拠残りやすいし、あのボロ家にトラックって何の違和感もないし。

蓮実の家の庭にはカラスが2羽、飛んでくるんですけど、
オーディンにつきそうワタリガラスのフギンとムニンになぞらえてるみたいです。
フギンとムニンは、神・オーディンへ様々な情報を伝える存在だそうで。
スイッチを入れたら電気が流れる仕掛けを作って、1匹を仕留めた時のはしゃぎようったら。
そんなに悪行を見られたくないんなら、やらなきゃいいのに(笑)


当分、あのオペラは耳に残りそうです。
あと、蓮実が屋上へ向かう際呟いていた「チッチチーチッチチー」ってやつも。

近日中に小説も読むぜ(*^^)v
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by kyonmo | 2012-11-14 23:59 | お芝居 | Trackback | Comments(11)

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Commented by at 2012-11-28 17:58 x
校内だけ妨害できる周波数じゃなくて出力を制御して校外に出さないってことだよ。
実際のところアマチュア無線機でそんなオフバンドな機械はないし、自作でも携帯電話は広帯域だから難しいよ。
Commented by kyonmo at 2012-11-30 07:50
>あ さん はじめまして、ご指摘ありがとうございます<(_ _)>
そうですか、実際には「学校内だけ妨害電波」って、無理なんですね。
これが可能になったら、日本はもちろん、韓国の入試担当の人とか、
飛び付きそうです。
Commented by at 2012-11-30 16:15 x
無理とは言わないけど個人レベル(まあ学校の先生とかでも)で妨害装置を作るのは難しいね。
出来たとしてもいくらかかるか。
ちなみに携帯電話は800M,900M,1G,2GHz帯だからこれがアマチュア無線やればどんなに作るもが難しい無線機かわかるかも。
劇場なんかだとキャリアに依頼して設置してもらうきちんと免許を受けた妨害装置もあるからそっちの方が安くすむかもね。
Commented by kyonmo at 2012-11-30 20:03
>あ さん 詳しい情報、ありがとうございます。
ということは、映画に置き換えて考えると、
アマチュア無線部の釣井先生がすごい専門知識と技術を持ってて、
さらに学校が無線部に、大金を融通してるっていう設定なのでしょうか。
あれ?あの学校って私立でしたっけ?
免許を受けた妨害装置っていうのもあるんですね。
中高の普段のテストには無理でも、大学入試とか、国家試験とか、
不正が世の中に大きく影響を与えそうな試験で、
妨害装置使えばいいのにー…って素人な私は思っちゃいます。
Commented by 大金直人 at 2014-02-13 18:06 x
実は、オレもこういうのが大好きで、悪の教典も何回もみました、最初にみたときは笑いが止まらなかったけど、何度もみるうちに人間関係などの設定がよくできてるな~と思いました。
×ゲームとかも…しってますかねw?
Commented by 大金直人 at 2014-02-13 18:16 x
実は、オレもこういうのが大好きで、悪の教典も何回もみました、最初にみたときは笑いが止まらなかったけど、何度もみるうちに人間関係などの設定がよくできてるな~と思いました。
×ゲームとかも…しってますかねw?
フェイスブックを実名でやってます。
Commented by kyonmo at 2014-05-10 14:50
>大金さん コメントありがとうございます。
ものすごーく返事が遅くなってしまい、申し訳ありません<(_ _)>
「悪の教典」はホントに良くできた小説ですよねー。
映画はどうしても殺戮が強調されていて、世間で批判を浴びがちですが、原作を読んで、奥が深いな~って感心しました。
×ゲームって、山田悠介のですか?
タイトルだけは知ってるんですが、まだ未読です(^^ゞ
リアル鬼ごっことか親指さがしは好きですよ。
Commented by 城岩 at 2014-06-06 01:02 x
はじめまして!
原作を読み、映画も見たいと思っていたので、とても充実したレビュー参考になりました!

もう原作はご覧になったかもしれませんが、釣井先生の自宅の死体は奥さんです。
校長と不倫関係にあった妻を殺して、不貞の証拠を握り、校長をゆすっていたという設定だったと思います。
Commented by kyonmo at 2014-06-06 14:24
>城岩さん
ご訪問、ありがとうございます!
悪の教典、原作読みました☆
やっぱり映画は2時間という制限があるから、限界がありますよね。
原作の方が読み応えがあって、おもしろかったです。
特に釣井先生については、原作の方が強烈なキャラでいいですよね。
悪人は同業者に敏感ですもんねー。

私の下手な文章では伝えきれない面白さがありますので、
映画は観る価値ありですよ☆
Commented by at 2015-05-28 12:49 x
ネタバレあるなら、最初に書いておいてほしかったです。

途中まで読んで、映画の内容だと気付きました。
あらすじがすべて分かってしまったので
映画を見る気がなくなりました。ありがとうございます
Commented by kyonmo at 2015-05-28 21:32
>お さん
ネタバレありって書いてなくてすみませんでした。

私の下手な文章では、
映画の魅力は半分もお伝えできないので、
ストーリーを知ったうえで映像をご覧になっても、
きっと面白いと思います。