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『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』

昨日、ダンナさんが仕事に行った隙を狙って、
観に行ってきました、宇宙兄弟。
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先着?名様に、原作者小山さんの書き下ろし小冊子がもらえると言うことで、
公開日に行きたかったのですが、
最近、立て続けに映画を見ている都合上、ダンナさんの許可が出ず、
運悪く、ダンナさんの仕事で留守の時間と上映時間がなかなかかみ合わず、
ようやく観に行けたわけなのです。

しかし!
ここはド田舎。
さらに、公開日から私が行った日までの間、
映画が安く見れる日がなかったおかげで、
公開から4日たっていましたが、無事、小冊子もゲットできました☆ヤッター☆

で、肝心の映画ですが。

ひと言でいうと、
観て良かった!!
もう1回観に行こうかと思ってるくらい。

私は原作を読んでいないのですが、アニメは全部欠かさず見てて、
宇宙兄弟大好きな人なので、ひいき目もあるのでしょうが、
やっぱり原作者が脚本を書いてると、
世界観やキャラにぶれがないと言うか、
もうTVアニメのまんま、いや、それ以上にキャラが魅力的で、
ストーリーも深くて、
とにかく、すばらしかったのです。

でも、宇宙兄弟を知らずに観に行くのはあまりにももったいなすぎるので、
TVアニメ版を全部観てから行くことをお勧めします。

感動の幅がそれはもう、違いますから。




タイトルに「ナンバーゼロ」と付いている通り、
TVアニメ版の、さらに昔が舞台になっています。


六太と日々人の子ども時代も、
より詳しく描かれているし、
訓練時代の日々人と、
クビになる前に田舎に飛ばされていた六太の生活も描かれます。

なにより、TVアニメ版では伝説になっている、
宇宙飛行士ブライアン・ジェイが、
生前、どんなにすごい人だったかが描かれています。


冒頭で、子ども時代の六太と日々人が、
地域で開かれた「ペットボトルロケット大会」に出場するのですが、
空に真っすぐに飛んだペットボトルロケットが、
宇宙へと向かうロケットに変わり、
ユニコーンが流れてきた時点で、私はすでに涙(笑)

いやー、やっぱ、宇宙兄弟=ユニコーンだわ(^-^)


映画の最初から最後まで、
ブライアンはひたすらかっこいいし、

日々人は(この時点ではまだくすぶってる)兄のことを信じてるし、

六太は日々人を羨ましく思いながらも、
ブライアンを亡くした後の日々人のことを思いやってるし、

っていうか、六太は片田舎に飛ばされても「イイ人」で、
地域の人たちに尽して信頼を得ていく過程とか、
ヤル気のないぐだぐだな同僚を巻き込んで、
コンクールで賞取っちゃったりとか、
とことん「イイ人」だし、

なにより、普段はお気楽で何やってんだかな2人の両親が、
本当に素晴らしい人たちで、
ああ、この親にしてこの子たちありなんだなあと、
ひしひしと感じました。

日々人がなんでアメリカに行ってパグを飼ったのかも、
とっても納得がいくお話でした。

エンディングの、子犬の頃のアポが、
それはもう、うちのそらまめとそっくりで、
そんな関係のないところでまで、泣いてしまいましたよ。


タンポポの綿毛とか、
ハムスターの死とか、
勇気のポーズとか、
子どもの頃の思い出が、2人を支えていて、
いやー、なんて深いストーリーだ!!

月に行ったブライアンが、
月面の小山に宇宙飛行士人形を置いたり、
酸素生成?機の名前を変えようと提案したりした瞬間は、
鳥肌が立ちましたねー。

TVアニメ版を見ていてこそ分かる映像満載なので、
本当に楽しかったです。



この映画はアニメですが、小学生以下のお子様には、
この面白さは理解不能だろうねー。

小さいお子ちゃまとの鑑賞はおすすめできません。

by kyonmo | 2014-08-13 23:59 | まんが  とか | Comments(0)