『蜩ノ記』
試写会が当たったので観てきました「蜩ノ記」。
これも予告を見た時から見る気しかしなかったので、
試写会当たってラッキーです☆
私の名前で出したはがきはハズレでしたが、
母の名前で出した分はアタリ。
大人2人無料で見れるなら、往復はがき1枚無駄にしたところで、
痛くもかゆくもないさ~。
さてこの「蜩ノ記」。
最初「蜩」が読めなくて、何の記?セミの記?タイの記?と思ったのは、
私だけではあるまいよ。
(ちなみにセミは蝉、タイは鯛と書くので、全然違う。)
柘榴坂の仇討もそうだったけど、
「日本のいい映画」を銘打ってる作品は、
とっても日本の四季を美しく描くね~。
蜩の記は、映画のほとんどが田舎での映像なので、
それはもう美しかった。
タイトルに蜩とあるだけに、
あの物悲しい「カナカナカナ・・・」を期待していたら、
ほんの1シーンにしか使われていなかった。
それだけ大事なシーンなんだけどもね。
「乾き。」を見たときは、こんなの役所さんじゃないよーって泣きたくなったけど、
この映画の役所さんは、イメージ通りの、まじめで、素敵な役所さんだった。
岡田くんも、堀北真希も、原田さんも、
それはもう、イメージを裏切らない役どころで、
安心して見れるというか、
ストーリーをじっくりと楽しむことができました。
お国のために。
藩のために。
お家のために。
主君のために。
家族のために。
武士の誇りのために。
そんな大和魂にあふれた映画でありました。
試写会に来てた年齢層も高めで、
選ぶ側もよくわかってるな~って感じでした。
私は時代劇好きだし、俳優陣も私好みだったから楽しめたけど、
最近の若い人や子供には耐えられないだろうな~、きっと。
by kyonmo | 2014-10-02 23:59 | お芝居 | Comments(0)