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『名探偵コナン 業火の向日葵』

中学生の頃から愛してやまない、
長寿人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版19作目です。

原作者の青山先生に、
我が県はたいそうお世話になっております。
ただ残念なことに、
コナンの恩恵を受けているのは鳥取県中部(+鳥取空港)。
私が住んでいる地域は、水木しげる先生勢力が強いのであります。

私は鬼太郎よりコナンが良かったな・・・。




話がそれました。

今年のコナン映画は。

かつて日本で焼失したとされているゴッホの「ひまわり」が、
アルルの古民家の屋根裏で発見され、オークションにかけられる。

3億ドルという史上最高額で落札した、大富豪・鈴木次郎吉。
彼の目的は、世界に散らばる7枚の「ひまわり」を集め、
次郎吉自慢の、鉄壁のセキュリティを誇る美術館「レイロック」で展示すること。

名画を守るため、次郎吉は各方面の専門家を呼び集め、
「7人のサムライ」と名付け、記者会見を開く。
しかしそこへ、巨大宝石しか狙わないはずの怪盗キッドが現れ、
「ひまわり」を奪うと宣言する。

「ひまわり」周辺で次々と起こる事件。
中には人命が危険にさらされることも。

なぜキッドは「ひまわり」を狙うのか?
なぜキッドは人を傷つけかねない手段をとるようになってしまったのか?
コナンは「ひまわり」を守ることができるのか?

というストーリーであります。


『名探偵コナン 業火の向日葵』_a0105396_15534680.jpg

チラシからも分かるように、今回の主役は怪盗キッドでございます(笑)
コナンは脇役。

1番の見せ場である謎解きも、
キッドに助けてもらってるし、
「動機はあとでご本人に聞くことにして。」とか、探偵にあるまじきこと言ってるし。
(まあ、聞くまでもないしょーもない動機だったんだけれども)
気を失った蘭を助けるとか、謎解きより大事なことも、
全部キッドにまかせっきり。

悲しすぎる(T_T)

もういっそのこと、「まじっく快斗劇場版」とすれば良かったのにー。
と、思ってるコナンファンは多いと思います。

ま、私はキッドも好きだから、いいんだけどね~。

というわけで、
みんなのアイドル怪盗キッドが、人が死にかねない手段を使うわけがなく。

真犯人がキッドの名をかたって悪事を働いてるってのは、
観る前から分かっているわけですが。



なぜキッドが宝石じゃなく絵画を狙うのか。

に関しては、
「たぶん大事な人に頼まれたんだろうな」と予想がつきます。
そのいきさつは、なかなか感動的でした。

ちょっと年齢的に無理がありそうな気もしますけど(笑)

だって、寺井さん、今でもキッドの身代わりになって、
警察をおびき寄せたり、ヘリ操縦したりしてるよね。
今回だって、複雑なセキュリティー操作してたし。

第2次世界大戦終了時(1945年)に、15歳だったとしても、
現在、85歳ってことになるよね。
いやー、パワフルすぎるよー(^^ゞ


それから、今回キッドが素顔で登場し、
工藤新一のフリしまくってますが、双子でもないのに、そんなことは可能?
次郎吉とかならまだしも、
園子や蘭にもバレないのは、都合よすぎるなー。

しかも蘭に抱き付かれてるし。
しかも蘭がキッドに抱き付いてるのに、
コナンがあんまり嫉妬してなかった。

つまんない。

映画の醍醐味は蘭と新一の恋愛模様だってのに。


何より、今回1番残念だったのは、
榮倉奈々の声優起用です。

ゲスト声優で話題を集めたいのなら、
もっと無害なところで使ってください。

最近、ちょっと榮倉奈々好きになってきてたのに、
これで評価が地に落ちた感じ。

もう大人しく女優だけやっててくださいよ。



さて、来年は記念すべき20作目。

最後にちょこっと予告(?)してましたが、
黒づくめの組織のお話みたいですね。

そうこなくっちゃ。

by kyonmo | 2015-05-16 23:59 | まんが  とか | Comments(0)