そらさんと「蛋白漏出性腸炎」26

週末は雨、と天気予報のお姉さんが言っていたので、
今週は豪円山は無理っぽいなと思い、
暑かったけど、朝イチでドッグランに行きました。

予想通り、朝イチは誰もいない♪
日が当たれば暑いけど、木陰はとても良い風が吹いて涼しい☆
ハンモックにいると思わずウトウトしてしまう心地よさ。
パグパグが飛び乗ってくるので、寝れませんけどね(笑)

検査明けなのもあってか、今日はそらさんも元気いっぱい。
ストレス発散だ!とばかりに、エルと3回も追いかけっこ。
持久力なくなっちゃったけど、気持ちがあるだけ全然OKだ~。

思うようにそらさんが追いかけてこないので、
逆にエルは不完全燃焼気味(T_T)
かわりに私が追いかけてあげるのだけど、役不足のようで。

しばらくするとさすがのエルも日陰に。
3人でゴロゴロ。
そらさんはあちこち匂いを嗅ぎに行っては、私のところに一生懸命帰ってくる。
うーん、今日はご機嫌さんで、いい顔してる☆

ステロイドが終わる頃には寒くなってるから、思いっきり走れるね。



1時間経って、さすがに帰るか~と、締めのオヤツタイム。

コレが楽しみのパグパグ。
我先にとオスワリし、早くくれのポーズ。

そしていつもの大好きクッキーを2個食べたところで、そらさんが奇声。
あああ、やっぱり食べ物が絡むと発作が出やすいよねえ(T_T)

グルグル走りまわるそらさんの気を、オヤツで引こうとしますが、
視界に入らないようで、止まらない。

遠くに行かないようリードをつけると、私の周りをグルグルグルグル。
前日水を多めに飲んでたからか、下痢状のウンをまき散らしながら走る。

いかん、今日は長めだな(T_T)

以前、アイドリングゾーンに閉じ込めたら治まったので、
移動してみるも、仕切りのネットに体当たりし、まだ走ろうとするそらさん。
エルも巻き込まれ、体当たりをされて転び、不機嫌に。

もう、なんでヒョコヒョコその位置に来ちゃうかなあ(-"-)

アイドリングゾーンでもダメなら、狭いトコに閉じ込めるしかない!
と、暴れ続けるそらさんを抱えて、車にダッシュ。
エルのドライブBOX(背が高く脱出しにくい)に押し込んで、
車のドアをすべて開け放つ。
暴れ方が少し治まった気がする。

すぐにドッグランに引き返し、まき散らしたウンを片付け、
不機嫌エルをとっ捕まえて車に戻ると、
そらさんはBOXの中で横になっていました。

息は荒いけど、痙攣も泡もふいてない。
久々に長い発作だったから、疲れたんだろうなあと、
そらさんの口周りをふき、エルの足を拭いてから、入場証を返却。

家に到着すると、いつも大騒ぎするはずなのに、
エルだけが暴れてる。
呼吸音は聞こえるから、舌が詰まったわけじゃないな。

テンカン状態から回復するのに、時間がかかってるのかな?と、
先にエルを部屋に戻し、そらさんをBOXから出すも、グッタリ。

呼んでも反応しないけど、発作後はいつも反応するようになるまで時間がかかるから、
とりあえず部屋に寝かせ、体が暑かったので、
濡れたタオルで拭き、保冷剤をタオルでくるんで、ワキと股に挟む。

ちょうど買い物したばかりで、冷凍庫がいっぱいになってしまい、
保冷剤をほとんど、外に出しちゃってたので、
使えるのがケーキに付いてくる小さいやつと、人間用のアイスノンのみ。
アイスノンはデカすぎて、冷えすぎたらまた下痢になっちゃうだろうなと、
小さい保冷剤を3~4個ずつわけて、タオルでくるんで使う。

エルがおやつを食べてるのに、ちっとも反応しないそらさん。

帰宅してから10分経つし、
ドッグランの駐車場で横になった時から数えると、
25分グッタリしてることになる。

以前、癲癇かもと病院に相談した際、
10分経って反応がなかったら即病院、と言われていたので、
これはヒドイ癲癇発作なんだ!病院だ!
と、そらさんをケージに入れて家を飛び出す。

体を伸ばしきってるため、ケージに入りきらず、
仕方ないからケージの上半分を後部座席に投げておいて、
左手でそらさんを支えながら、右手だけで運転。

病院までは車で30分。
車内をこれでもかと冷やして、飛ばします。
こういう時に限って、信号に捕まりまくり、イライラしていると、
15分ほど経って、そらさんが嘔吐。
それもフロントガラスまで飛び散るくらいの勢い。
吐きたくて吐いたんじゃなく、胃や腸から押し出された感じ。

吐しゃ物に溺れそうになるそらさんの頭を起こし、
舌で詰まらないよう、頭の位置をずらす。
声をかけ続けるも、相変わらず目も耳も反応しない。

なんとか病院にたどり着く。
包んでた保冷剤を車内に放り投げて、
そのタオルでそらさんが溺れないよう固定し(両手でケージを持たなきゃいけないから)、
受付にダッシュ。

緊急で診察をお願いし、そらさんの口周りを拭いていると、
数十秒で名前が呼ばれます。

対応してくれたのは、初めてのS先生。

経緯をざっと話すと、
先生は熱を計りながら、「熱中症だと思います」とのこと。

熱中症?!
しまった!!癲癇のことしか頭になくて、思いつかなかった!!
そうだよ、熱中症の症状じゃないか!!!

体温は42.2℃
先生は険しい顔になり、
「このまま預かります、もしものこともありえます、その時はご了承ください」
と、そらさんを奥の処置室へ連れて行きました。

もしものこと?

それは死んじゃうってこと?

ここからもう私の頭の中は、

なぜ熱中症だと気付けなかったのか、
なぜドッグランから直接病院に行かなかったのか、
なぜ緊急なのに30分もかけていつもの病院に来てしまったのか、

次から次へと後悔が頭の中をグルグルグルグル回ります。

午前の診察が終わり、他の患者さんはいなくなりました。

ふと気付くと家の鍵がない。
思い返すと、家の玄関のドアを閉めた記憶もない。

慌てて実家に電話し、事情を話し、母に我が家へ向かってもらう。
やはり玄関は開いていて、幸い、泥棒が入った形跡はなかったので、
鍵を閉めて帰った、とのこと。

今日はダンナさんは午前中だけ仕事な日で、
迎えに行けないことを連絡すると、すぐタクシーで向かってくれました。

ダンナさんを待つ間、1度だけ処置室に呼ばれました。

そらさんは保冷剤を両足の間に挟み、
点滴と心電図のコードが繋がれ、酸素マスクをされてました。

鎮静剤を注射したら、1度息が止まったそうです。
でもすぐ復活し、体温も39℃まで下がったとのことでした。

血液検査の結果、肝臓や筋肉の数値が異常で、
細胞が破壊された時に出る酵素の量(LDH)が通常の倍以上。
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奇跡的に回復したとしても、何らかの障害が残る、
家で看病できるレベルになるのに、最短でも1週間はかかるので、
入院費が十万円以上かかるとことを了解してください、とのことでした。

障害が残っても、医療費が高額でも、
そらさんが生きててくれれば、何でもいい。

力を尽しますが、数時間で亡くなる可能性もあります、と先生。

命だけは、とお願いするしかありませんでした。

駆けつけたダンナさん、想像以上に悪いそらさんの姿を見て絶句。

高酸素濃度の部屋に横たわるそらさんの前足がピコピコ動いてて、
「これはこちらの声に反応してるんですか?」
とダンナさんが聞くと、
「痙攣を抑える薬を投与しても、抑えられなくて、痙攣してるだけです」
との返事で、涙が出る。

夜も交替で診てくださるとのことで、
何かあったら、何時でも良いから電話くださいとお願いし、帰宅。

何も手につかず、またひたすら後悔しまくることしかできない。

ダンナさんは今朝珍しく、そらさんの頭を撫でてから仕事に行ったそうで、
申し訳なくて、謝る言葉もない。

夕方、ダンナさんが病院に電話すると、
「何とかまだ心臓は動いてます」とそっけない返事をされたそうで、
余計に辛くなる。

いつ電話があるか分からないから、お風呂にも入らず、待機。
後悔の言葉を言い疲れ、泣き疲れて、そのまま2人とも眠る。

きょんサマは不審げ、エルはまったくいつも通り。
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by kyonmo | 2012-06-29 23:59 | ねこ・いぬ | Trackback | Comments(0)

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