天災は忘れた頃にやってくる。
今日、バイトから帰るとダンナさんの機嫌がサイアクでした(T_T)
巨人が滅多打ちにでもあってるのかと思いきや、
どうやら、私の留守中に「自治会長さん」が訪ねてきた様子。
特に仲良くもない自治会長が、電話もなしに直で来るということは、
「良い用事」であるわけがありません。
第一声が、
「もう2年経ちましたし、そろそろ公園のボール使用を解禁しようと思うのだけど」
だったそうです。
意味が分かりません。
あれだけトラブルが起き、総会でも話し合って、多数決で「禁止」になったのに、
なぜ時が経っただけで、解禁になるの?
「禁止」は「永久に禁止」だよ。
解禁にしたいなら、総会で多数決して過半数とらなきゃ。
問答無用で「断固反対」をしたダンナさん。
まさか反対されると思っていなかった自治会長、たじたじ。
(っていうか、普通反対するだろ?)
そこからクドクドと解禁したい経緯の説明が始まりました。
①ここの公園でボールが禁止され、
ボールで遊びたい子は隣の団地にある公園に集まるようになった。
②隣の団地の公園の花壇が大被害を受け、
花の世話をしているボランティアさんがキレて、子どもを叱る。
③「公園でボールを使うと叱られる」と、子どもたち、道路で遊びだす。
④道路いっぱいに遊ばれると邪魔だし、飛び出してきて危険なので、
通りがかりの運転手がたびたび注意する。
⑤「だって遊ぶところがないんだもん!」と、子どもたちが反抗。
⑥可哀そうに思った親が自治会長に相談。
⑦自治会長が説得に来る
という流れだったそうです。
もう、あちこちに突っ込みドコロがあって、嫌になっちゃうよね。
世の中の善悪も躾けられないんなら、子どもなんて産むな。
無条件で解禁許可が出ないと悟った自治会長。
①使用を小学生に限定
②ルールを守って使うよう、親から言わせる
③我が家に被害が出て、犯人不明の場合、修理費が出るように、
自治会で保険に入る
④サッカーゴールを反対側に移設する
などの条件を提示してきました。
ただしこれはあくまで自治会長個人の意見なので、
これから役員で相談するとのこと。
これだけ譲歩されれば、ここに住む者として「断固反対」し続けるのは、
難しいものがあります。
そもそも、この公園はうちの敷地と言うワケではないので。
では①~④がキッチリ守られれば、ということでOKしました。
でもねえ、絶対無理だと思うよ?
特に③とか④みたいに、お金が絡むものに関しては、
絶対うんと言わない住人がいるよ。
子どもいない家庭だってあるし。
子どもいても、ボール遊びに興味ない子どもだっているだろうし。
そんな家が、しかも他人の家のために、お金出す?
私なら嫌だね~。
っていうか、一連の流れからも、
「ルールを守る。ルールを教える。」
が、この地域で絶対無理なのは、どんなアホでも分かるやん。
すなわち、解禁は無理、って結論に、なぜならないかなあ。
っていうか、小学校まで徒歩10分もないんだから、
ボール使いたい子どもは、広いグラウンドで思いっきり遊んでくださいよ。
まさか、またボールあれこれで悩まされる日が来ようとは思いませんでした。
by kyonmo | 2012-07-13 23:59 | シゴト | Comments(0)