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『脳内ポイズンベリー』

5月の最初の映画は、「脳内ポイズンベリー」
試写会です。

原作は読んだことないのですが、
「失恋ショコラティエ」の水城せとな作品だそうです。

愛読している月刊flowersに載っていたので、
「失恋ショコラティエ」は読んだことありますが、
実は、あまり好きなタイプのお話ではありませんでした(^^ゞ

今回も、お金払ってまではどうかなー?という注目度でしたが、
大好きな西島秀俊と神木隆之介、吉田羊が出てるし、
試写会が当たったので、行ってきました。

お話としては、

アラサー女子が、年下男子と年上男性から交際を申し込まれ、
年下男子と付き合うものの、
彼に将来性が見えず、自分の将来や結婚が気になってギクシャクし、
年上男性にも心揺れ、
元カノの存在や自分の仕事のキャリアアップ問題にも悩み、
てんてこ舞いする。

という、よくある話。
ちょっと前に大人気だった、
「今日、会社休みます。」もそんな展開でしたね(笑)

私は年上好きなので、
コウイウ話を聞くたび、どう考えても年上選ぶだろ!と突っ込みたくなります。
迷う気にもなりません。

自分の好きなことばっかり追い求めてる年下男子のどこに魅力があるんだ。
貢がされて終わりじゃないか。(←偏見)

この映画は、そんなありきたりの展開に、
主人公の脳内で起こる「5つの感情の会議」がプラスされ、
コメディー色が強くなっております。
むしろ、そっちの方がメイン?(笑)

余談ですが、
冒頭から真木よう子の巨乳っぷりを堪能できる映画でもあります。

はあ~、うらやましい。
階段駆け下りたとき、ゆっさゆっさする感覚、味わってみたいよ(T_T)



携帯小説家の櫻井いちこ(真木よう子)は、
数日前、食事会で出会って以来、気になっていた年下男子・早乙女(古川雄輝)と、
偶然駅のホームで再会し、「これは運命?話しかけるべき?」と、脳内はパニック。

脳内で会議を繰り広げるのは、5人のメンバー。
「議長・理性」(西島秀俊)、「ポジティブ」(神木隆之介)「ネガティブ」(吉田羊)
「衝動」(桜田ひより)「記憶」(浅野和之)

彼らの決断により、早乙女をご飯に誘うことにする。
2人で牛丼を食べたあと、話の流れで、早乙女の家の大掃除をするハメになるいちこ。
掃除後、「そのまま帰るか、帰らないか。」で再び会議が大混乱。
そこへ黒ずくめの女性(「本能」真木よう子)が現れ、5人は眠らされてしまう。

本能に従い、いちこは早乙女を誘い、一夜を共にする。
しかし、いちこが目覚めると同時に5人も目覚め、軽率な行動を後悔し、
連絡先も残さないまま、早乙女の家を逃げ出してしまう。

後日、いちこは編集部の越智(成河)との打ち合わせ帰りに、早乙女と再会、
2人は付き合うことになる。
だが、いちこが30歳であることを伝えると、早乙女は「ないわー」と一言。
早乙女にフラれたと思ったいちこは、家に逃げ帰り、泣きに泣き、
ケーキの食べ放題でストレスを発散。

その後、早乙女の発言が誤解だったことが判明するが、
そこに元カノが出現、大騒ぎになる。

早乙女と付き合うことに疲れたいちこは、小説の取材のため、
越智と鎌倉へドライブする。
その際、いちこは過去の恋愛の失敗やトラウマを越智に語るが、
越智から突然キスをされ、またもや脳内パニック。

早乙女を忘れ、越智と付き合おうと決心した途端、早乙女から連絡があり、
「反省しているから、もう1度やり直そう。」と言われ、
悩んだいちこは、早乙女を選ぶ。

越智は他部署へ移動し、新しく担当になった男(カンニング竹山)は、
自分のことをまったく分かってくれない。
同棲を始めた早乙女は、自分のことばかりで、いちこのことを気遣ってくれない。
でも喧嘩もしたくない。
自分を抑えて、言いたいことも言えず、いちこは苦悩する。
脳内世界も荒廃してゆく。

いちこの小説が映画化されることになる。
祝賀パーティーに、早乙女は現れなかった。
傷心のいちこは家に帰ろうとするも、
パーティー会場で声をかけてくれた越智に会いに引き返す。

そこで越智と早乙女が殴り合っているのを目にする。
越智は昔、愛した人がいたのだが、人妻だったので諦めた。
しかし、その人と早乙女は不倫し、家庭を壊し、あげくさっさと別れていた。
そんな恨みもあり、いちこを奪われた恨みもあり、越智は爆発。
しかし、早乙女はすべて女のせいにして、反省が見えない。

いちこは悩んだ末、早乙女に別れを切り出す。
「あなたのことは大好きだけど、
あなたのことを好きな自分は、大嫌い。」
「自分を好きになれない人間は、幸せになれないと思う。」

追いすがってくる早乙女を振り向きもせず、
いちこは次の恋愛に向けて、歩き出した。

**********************************
というお話です。

現実世界でいちこが好きになる男性2人が、
私的にはどちらも「うーん・・・。」だったので、トキメキませんでした。
でも、どちらかといえば、越智かな。
優しいし、常識あるし、定職ついてるし、車持ってるし(笑)

ただ、
もし年上の男を西島秀俊が、年下の男を神木隆之介が演じていたら、
それは究極の選択だ!!!
選べねえ!!!

そうそう、上映後にスペシャルサポーターとやらのIVANが、
「Twitter、Facebookに感想を書いてね。
無料で観たんだから、それくらいはやってよ!」
とか言ってたんだけど、何その上から目線(怒)

世の中の全員が、TwitterかFacebookやってるって決めつけてんじゃねーよ。

いや、IVANも言わされてるだけだろうから、罪はないんだけど、
かなりカチンときたので、知り合いには一切勧めないことにします。

by kyonmo | 2015-05-07 23:59 | お芝居 | Comments(0)