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7つの贈り物

試写会行ってきました☆
ウィル・スミスの『7つの贈り物』。
フィギュアスケートの再放送は…諦めました(^^ゞ

ストーリーも、タイトルの意味も分からないまま観てきましたが、
ああー・・・・なるほどね、そういう意味ね…って気分です。
最初の20分くらいは、何が何だか分からないシーンの連続で、
時系列順でもないものだから、「???」って感じなのですけど、
後半は「ああ、冒頭のあのシーンはこういうことだったのね」の連続になり、
今は「もう1回最初から見直したい!!」と思ってます。

ヒロインのロザリオ・ドーソン。
出てきた瞬間、「うわ~、この人最近どっかでみたなー」って思って、
結局映画が終わっても思い出せなかったんですけども、
メン・イン・ブラックⅡに出てたんですよ!(笑)
うーん、不思議な偶然☆
むしろ、彼女と年が同じだったことの方が衝撃!
ホントあちらの方は年齢不詳だ…。

あらすじと感想書きますが、先入観なしで観た方が楽しめる映画だと思います。




あらすじは、時系列に沿って書いてます。
映画では真相は後半で次々と開かされる構成になってますがね。

主人公ティム・トーマス(ウィル・スミス)は、幼い頃から空を飛ぶことに憧れ、
マサチューセッツ工科大学を卒業後、宇宙船の開発事業で成功をおさめ、
美しい妻と2人、海辺の豪邸で、裕福な生活を送っていた。

ある夜、妻と二人でドライブをしていて、
ティムは仕事に関するメールを運転しながら読んでいて、
車線を越えてしまい、愛する妻と関係のない人を6人も死なせてしまう。

自分のたった数秒の油断が、取り返しのつかない過ちを招いてしまい、
ティムは罪にたえかね、償いに「7つの贈り物」計画を立てる。
それは、
一生懸命生きているのに、救われない者。
人が見ていなくても、「良い人」でいる者。
そんな人たちに自分の財産と体を使ってもらいたい、という計画。

まずは病に苦しむ自分の弟、ベン・トーマスに肺を1つ贈る。
そして児童福祉施設で働く女性に肝臓を。
アイスホッケーの指導に熱意をそそぐ男性に腎臓を。
未来ある少年に骨髄を。
恋人の虐待に耐え、子どもたちを必死で守る女性に家を。
盲目のピアニストに目を。
そして心臓病で死が間近に迫った女性に心臓を。

ティムは救うべき人を見つけるため、
国税局の職員である弟ベンに身分証明書を借り、
ベン・トーマスと名乗って、税金滞納者に会いに行く。
物語はほとんど、7人目の女性(ロザリオ・ドーソン)との出会いと別れを
描いている。

自分の体や財産は「良い人」が使うべきであり、
自分は死ななければならない人間だと思っていたティムだが、
7人目の女性に出会い、頼られ、彼女を愛してしまったため、
もし彼女にドナーが現れて、彼女が元気になるのなら、
2人で幸せに生きていきたいと、死ぬことに迷い始める。
だが医師から彼女のドナーが現れるのは3~5%で、
あと1か月持たないかもという現実を知らされ、
ティムは自殺し、愛する人を救う道を選ぶ。

というお話なんですがね。

最初は「コイツは救うべき価値がある女か?」って疑ってかかる男と、
「医療費がかさんでるって時に、税金催促にきやがって」と
敵意むきだしの女なのに、少しずつ少しずつお互いを知って、頼りにして、
愛していくっていう心の動きが、とっても切なくてですねえ。

初めてキスをしようかどうしようかってシーンや、
彼女の修復不可能と思われてた宝物を、ティムがこっそり直したり、
それを知った時のロザリオの「どうしようもない嬉しさ」とか、
何とも言えない幸せに溢れているのに、
観ているコッチは、
「いやいや、この男、アンタに自分の心臓あげようとしてるよー!!」
って思っているワケで(T_T)フクザツ

救急車を呼んでから自殺するシーンとか、壮絶です。

1~6人目の人は、「よく分からないけど奇特な人だー」って、
彼に感謝して生きてゆくのでしょうけど、
7人目のロザリオだけは、自分のために彼を死なせてしまったと、
新たな十字架を背負って生きていかなきゃいけないわけだから、
ちょっと心から喜べませんよね。

それにしても。
アチラの法律はよく分かりませぬが、
よそ見運転で7人死なせても懲役とか短くて済むのかしら?
それともティムは金持ちだったから、罰金?とかで済んだのかなぁ。

さらに。
身内ならまだしも、「この人に僕の臓器をあげたいです」っていって、
都合よく適合するもんなんですかね?
特に7人目の女性は珍しい血液型で、
ドナーは見つかりにくいって設定でしたが?
都合よくティムがその血液型だったのでしょうか?

適合するかどうかは別にして、
私の心の恋人がピンチなら、いくらでもこの身は削れますけどね。
ティムみたいに身内と縁を切って天涯孤独の身じゃないと、
臓器提供なんてそう簡単にいかないのでしょうけど…。

by kyonmo | 2009-02-13 15:28 | お芝居 | Comments(8)

Commented by asuka_ibuki at 2009-02-13 20:26
おっ!試写会優先になったですか♪♪♪
なるほど・・・ふむふむ・・・そういう事か!
それで7つの贈り物な訳ですな!
この間話した例の本とDVDもこんな感じかも・・・最初訳分らん!
で 後半話しが繋がり そうきたか!って感じの・・・!
こういう展開は分らない途中が眠くなったりするのよね~^^;
今はベンジャミン・バトン数奇な人生に興味があります~^^v
Commented by kyonmo at 2009-02-14 01:40
>asukaさん 母にプレゼントして友達か父と一緒に行ってもらおうと
思ってたんですけど、父はボーリングの大会があって、
都合が付く友達もいなかったので、もったいないので行ってきました(笑)
先日いただいた本、現在母が夢中で読んでます☆
「世直しヤンチャ先生」が夫だったなんて!!って衝撃を受けてました~。
最後の最後で話が1本に繋がるストーリーは、
すべて分かった上でもう1回観ないと、絶対何か見落としてるっぽくって、
嫌ですよねえ(^^ゞ
ベンジャミン・バトン!私も観たいと思ってるんですよ!
どんどん若返って…って、最後は赤ちゃんで死んじゃうってことなんですかね?
Commented by thepugetsound at 2009-02-14 09:25
不注意で7人も殺したんじゃ、こちらでもかなり刑が重いと思いますよー。金持ちとは言え、主人公は黒人なのでそう簡単にはムショからは
出られないのでは?
(アメリカでは人種差別は違法だけど、それでもやっぱり白人に
比べると黒人は色々と不利な立場にあるみたいです)
それにしても究極の罪滅ぼしですね。
ここまでしなくても・・・とは思いますが、ここまでしなくちゃ
新鮮味がないので映画がヒットしないのかな?

Commented by kyonmo at 2009-02-15 15:28
>shokoさん 7人のうち1人は奥さんなので、
残り6人の賠償金がいくらだったのかが疑問ですね~。
被害者が黒人だった場合、刑は軽くなるんでしょうか?

確かに究極の罪滅ぼしなんですけど、
助ける相手が殺した相手の遺族とかではないので、
事故で死んだ6人の遺族的には何の解決にもなってないのでは?
と思ったりします(-"-)
Commented by thepugetsound at 2009-02-16 04:48
白人が黒人を殺害した場合、重い刑を受けることになると思うけど
黒人が白人を殺した場合は、それよりもさらに刑が重くなるらしいです。
(前者のケースは終身刑だけど、後者の場合は死刑とか)
それが現状のようです。

確かにー(笑)
困ってる人を助けるのは素敵な事だけど、遺族の人にしてみりゃ
「私達の事はどうするのよ?」
って感じだね。
見方によっちゃー、この人助けもただの自己満足に見えちゃうかも。
Commented by kyonmo at 2009-02-17 14:29
>shokoさん やっぱり黒人が白人を殺した方が、
罪が重いんですね…。
この映画では殺しちゃった6人はたしか白人だったと思うんですけど、
故意じゃないから死刑にはならなかったんでしょうねえ。

普通、事故の相手には賠償金?を払いますよねぇ。
6人分…一括で払えたのかしら。
もし払わずにこうやって死んでいかれちゃあ、遺族はかないませんよねー。
Commented by asuka_ibuki at 2009-02-17 22:01
きょんさんとshokoさんの リアルな会話に釘付けに
なったですょ~~~(≧▽≦)b
私も(。・・。)(。. .。)うんうんと 頷くばかりです^^
Commented by kyonmo at 2009-02-19 14:58
>asukaさん せっかくの感動話なのですが、
突っ込みたくて仕方がありません(^^ゞ
もしかしたら懲役や賠償金の話が映画にも出てたかもしれないんですが、
前半がとにかく謎に包まれてたため、よく覚えてないんですよー。
少なくとも7つの贈り物をした相手は遺族ではなかったです。