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父との別れ16

すっごい奇跡が起きました!

母が「お父さんの携帯、解約しないとね…」って言いながら、
何気なく着歴を見ていたんです。
父はガンが再発してから真面目に携帯電話を持ち歩くようになったので、
はっきりいって母との通話履歴しかありませんでした。

ところが。

7/11(亡くなる2日前)の通話履歴に「通話メモあり」のマークが\(◎o◎)/!
なんと、父は母との会話を録音していたのです。
11日の早朝と夜に電話した2回が録音されていました。

会話が途中から録音されているので、意図してボタンを押したのではなさそうです。
携帯を使い慣れてない父ですので、通話メモの存在さえ知らなかったでしょうし。
無理な姿勢で、携帯をギュッと握りしめたために、
ボタンを押していることに気がつかなかったのでしょうねえ。

最初の録音は、痛くて我慢できないから早くそばに来てほしいという電話。
次の録音は、楽になってお腹がすいたから、何か食べるもの買ってきてという電話。

両方とも「妻への電話」なので、私がいつも聞いていた父の話し方とは違うのですが、
(娘の前ではいつもカッコつけていたから)
久しぶりに聞く父の声に涙が出ました。
母は暇さえあれば聞いているようです。
両方とも痛みを訴える電話じゃなくて良かった…。

父は自分の死期を知らなかったので、遺書もなければ遺言もなく、
お別れの言葉も手紙もありません。
いきなり、あっという間に旅立つことになり、本人が1番驚いたことでしょう。
何も伝えることなく逝くことを、さぞ悔やんだことでしょうね。

母に「声」を残してくれて、ありがとうお父さん。

姿は写真を見れば思い出せるけど、声はどうしても忘れてしまうから。
ホントに奇跡だと思う。

by kyonmo | 2009-08-04 00:25 | シゴト | Trackback | Comments(6)

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Commented by asuka_ibuki at 2009-08-04 02:01
なんてすごい奇跡なんでしょ・・・
偶然押してしまったにせよ 2回も録音されてるなんてね!
録音されてるのを見つけた きょんさんもすごいわ~!
お母さまは繰り返し聞かれてますか・・・涙が出そうですょ。
妻への電話・・・お母さまにとって宝物になりますね。

声って次第と忘れてしまいますよね・・でも 聞くと覚えてるもん
ですょ・・・数年前に寝てる時に 父が私の名前を呼んだんです。
しかも 怒鳴ってね・・・私 何故だか怖くてね~^^;
亡くなって7~8年も経ってた時だったから 不思議でした^^
でも ちゃんと父の声だと瞬時に理解しましたからね~今でも
何を伝えにきたのかが 分かっておりませんです^^;;
Commented by you-komaki at 2009-08-05 17:04
そんなことがあったんですか。
まさしく奇跡ですね。
大事に保存しておいてくださいね。
これで思い出と共に保存しておけばまた思い出せますね。
人っていつか必ず死ぬんですよね。。。
後悔しない人生を送れたら最高でしょうね。
Commented by MameBean at 2009-08-05 18:18
うわあ‥‥涙でそうです(;_;)
お父さんからの贈り物ですね。

Commented by kyonmo at 2009-08-05 21:11
>asukaさん これは奇跡ですよね!
お父さん、よくやってくれた!!!って、感動してしまいましたよ。
元気な声ならもっと良いのですけど、贅沢は言えませんね。
母がコレにものすごく元気づけられているので、一安心です。
間違えて消去ボタン押すなよ~って心配もしちゃうんですが(笑)
アスカさんのお父様…何を伝えたかったのでしょうか?
地震がくるぞ!みたいに、何か危険が迫っていたのかも?
Commented by kyonmo at 2009-08-05 21:15
>KOMさん 母は父の携帯解約しても、ずっと充電して、
毎日聞くって言ってました。
父がカメラ好きなのもあって、写真がたくさんあるのも幸いです。
自分もいつか死ぬって思うと、片付けてしまわなきゃいけないものが、
わんさかわんさか…とりあえず、それが終わるまでは死ねない~(-"-)
ホント、「ああ、いい人生だったなあ」って思いながら旅立てたら最高でしょうね~。
Commented by kyonmo at 2009-08-05 21:18
>マメさん 父は、自分の死期が分かっていたら、
もっとたくさん母のために何かを残したかったんだと思います。
告知をしないというのは、こういう点でマイナスですよねえ。
そんな中でこの「残された声」に気付けたのは、ホントに奇跡だと思いました。
まさしく贈り物です(*^_^*)