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銀色の雨

観たい映画が山積みな今日この頃。
今度は『銀色の雨』を観に行ってきました。

ご存知ですかね?この映画。
世界が崩壊したり、ものすごいCGが使ってあったり、
人気アニメの映画化シリーズとかでもない映画なので、知名度は低いかも?

どんないきさつがあったのか、この映画、ほぼ山陰ロケで出来上がってます。
夏から秋にかけて、ローカルニュースは毎日この映画の撮影状況を報告してました。
地元ではボランティアが大騒ぎし、めったに芸能人がこない辺境の地では、
撮影隊の追っかけがでるほど。

私はキャストに興味なかった(というか、中村獅童が嫌い!)ので見る予定はなかったのですが、
友達がボランティアをやっていて、チケットを30枚売らなきゃいけないと相談され、
余った分は買い取らなきゃいけないとヒイヒイ言ってる友のために、
母の分と2枚協力したのであります。

で、せっかく買ったんなら観るしかあるまい?と言うことで、
出かけてきたのでありました。

「きょんもさんっていつも辺境の地に住んでるって言ってるけど、
いったい辺境の地ってどんなトコロなんだろ?」と興味がある方はぜひ観てみてください。
最初に主人公がいる街の風景が、私の住んでる街(とほぼ同じ)です(^-^)



高校生の和也(賀来賢人)は、幼い頃に父を亡くし、母と2人で暮らしてきた。
走るのが好きなのに、陸上の大会間近にしてタイムが伸び悩み、
しかも母の再婚が決まりそうで、日常生活に不安といらだちを感じ、
家を飛び出し、近所の新聞配達所で住み込みのバイトをしながら学校に通う毎日。

ある日、新聞の集金を終えて店に帰った和也は、お金が合わないと店主に叱られ、
ケンカになり、新聞店を飛び出してしまう。
新聞店の店員に暴力をふるったことを母にとがめられた和也は、東京に行こうと思い立ち、
米子駅に向かうが、終電を乗り過ごし途方にくれる。
1人落ち込む和也の前に、幼なじみで姉のように慕っていた菊枝(前田亜季)が偶然現れる。
菊枝は昼はネイルサロン、夜はホステスをして生活していた。
体の関係を迫るお客に捕まり困っている菊枝を助けようと和也は立ち上がるが、歯が立たず、
これまた偶然通りかかった章次(中村獅童)に助けてもらった。

章次は将来が期待されたボクサーだったが、試合後、負かした相手がその怪我がもとで死んでしまい、
しかもその人が恩師だったため、心に傷を負い、今は伸び悩んでいた。
そんな時実家の母の体調が悪いと近所の人に手紙をもらい、それで米子に帰省してきていた。

和也は菊枝の好意に甘えて、マンションに住むことにした。
お金は自由に使って良いから学校には行けという菊枝。
和也は制服を購入し、学校に行くふりをしながら、毎日当てもなく街を放浪していた。

数日後、菊枝が勤めるスナックに章次が偶然飲みに来た。
店を出た章次は、昔の悪仲間柳沢の差し金で暴漢に襲われる。
柳沢は昔、自分を見捨てて上京した章次を憎んでいて、
トラブルを起こしボクサーを辞めさせてやろうと企んでいた。
いくら殴られても手を出さない章次。
そこに通りかかった菊枝はとっさに彼をかばい、怪我した章次を自分の部屋へ連れて帰る。
そして和也、菊枝、章次の3人の同居生活が始まった。

初めは章次のことを怪しんでいた和也だったが、地元の人間だということと、
その人柄に触れ、次第に仲良くなっていく。
ある日、2人が帰宅してみると菊枝の飼い猫が行方不明になっていた。
必死に探す3人だったが、交差点で車にひかれ死んでいる猫を発見。
パニックを起こし、自分を責める菊枝に部屋を追い出された2人は、猫のお墓を作った。

そんなとき、章次が死に追いやったボクサーが実は和也の父だったことが発覚。
章次の人柄に惹かれる自分と、父を殺した敵として憎む自分で苦しむ和也。
目の前で再度柳沢が送った暴漢にただ殴られ続ける章次を、複雑な思いで見つめた。
しかし、章次のあとをつけた和也は、重い痴呆の母を前に何もできない章次の後姿を見、
父に親不孝息子は消えろと怒鳴られる章次を憎めなくなっていった。

幼い頃父を亡くした自分を、周囲の人は気の毒がって腫れ物に触るように扱い、
いつも「可哀そうに」と気を使われてきた。
自分は本気でゴメンナサイも言えない、何に対してもイライラすることしか出来ない、
嫌な人間になってしまっていたと章次に打ち明ける和也。
そんな和也に「雨に降られたと思えばいい。しばらくは気色悪いがじきに春がやってくる」と
諭す章次。

そして和也はもう一度自分自身に打ち勝つために陸上の競技大会へ出場。
章次は柳沢が買収をかけて潰されそうになっていた仲間のボクシングジムを助けるため、
引退試合に臨む(ファイトマネーをプレゼントするため)。

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えー、最初から最後までやたらとみんな雨に打たれてますが、
米子はそんなに毎日雨が降ってるわけじゃございませんので、誤解なきように(笑)
まあ「弁当忘れても傘忘れるな」と小さい頃から教えられるほど、
天気はあまり良くない土地ですがね~。

最初、菊枝とみのり(和也を慕う女子高校生)の区別がつかず、
話がよく分からなかった私です(-"-)
獅童の芝居は相変わらず…でしたが、まあ寡黙な役で良かったなというところ。
サンドイッチマンの方がいい演技してたかも?(笑)

駅員さんの役で県知事が出演してましたが、あまりにも自然な演技にビックリ。
今、地元ではロケ地マップが配られたり、映画のセットを再現したり、
街おこしに必死です。
確かに自然豊かで、ノスタルジックな町並みではありますので、
ソウイウのが好きな方はぜひ足を伸ばされてはいかがかと思いますです。

ええ、ロケ地はホントに私も馴染みの場所ばかりですので、ご案内しますよ(*^^)v

by kyonmo | 2009-11-30 23:59 | お芝居 | Trackback | Comments(2)

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Commented by asuka_ibuki at 2009-12-03 09:45
今 映画のオフィシャルサイトを覗いてきたんだけど 鳥取の
米子が舞台になってるんですね~^^
私が見た感想では そんなに辺境の地ではないような・・・^^
神戸も都心以外は 似たようなもんです~
しかしチケット買取のボランティアはキツイですね~^^;
助けてあげるきょんさんは優しいねぇ~♪
お母さまはどう?元気に過ごしてらっしゃいますか?
Commented by kyonmo at 2009-12-04 16:35
>asukaさん 珍しいですよね~。
なぜ撮影地にココを選んだんだ?と今でも疑問です。
誰が推薦したのだろう…。
映画の大半を占めるのは米子の中心街なんですよー。
我が家は冒頭に出てくる、田んぼの中になぜか風車(発電用の)的な
辺境の地にあります(笑)
チケットは前売り価格なんですが、それでも30枚買い取りはキツいですよねえ。
母はおかげさまで元気いっぱいです。
畑仕事も時期的に少ないので、友達とランチやディナーに頻繁に行ってるようです。
ただ、兄の結婚話がないのだけが気がかりみたいですわ~。