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父との別れ15

今日はちょいとブルーなkyonmoです。

祖父の次の受け入れ先が見つかりません。
今の施設が心当たりを紹介してくれるんですが、どこもみんな2~3人待ち。
少子高齢化社会の見本のような辺境の地ですから、無理もないことです。

しかも少人数制のグループホームに入るべきだと言われ、探しているのですが、
この「グループホーム」ってやつは、たいていが「敷金」を取るのです。
20~30万円くらい。
ご丁寧に「いかなる事情があっても返金いたしません」とパンフに書いてある。
つまりせっかく入所できても、1ヶ月でまた祖父が暴力事件でも起こそうものなら、
強制退去の上、敷金等、無駄払いってことになる可能性も。
ううう、嫌過ぎる。


話は変わりまして。

友達からポツポツ、お悔やみ電話をいただきます。
そろそろ葬儀が終わってしばらくになるので、どうしてるかと心配してくれたようで。
保育園時代から家ぐるみでお付き合いしてるAちゃんと言う子も電話をくれたのですが、
「お父さん、孫が抱けなくて残念だったでしょうね」
と言われました。
ここは「孫を抱かせてあげられなくて残念だったね」というとこじゃないかと思うんだけど…。
「兄も嫁を見せられなくて気に病んでたわ」と言うと、
「お兄さんはまだ30歳だから、別にお父さんも心配はしてないよー。
それよりkyonmoちゃんの孫を見たかったと思うよ。」などと言う。
…こいつ、私を慰めたいのか責めたいのか、どっちだ?と悲しくなってくる。

その子は3人の子持ち。
子どもをいつまでも産まない私が不思議でたまらないのでしょうか。
産める体なの?とか、病院は行ってるの?とか、ちゃんとヤってるの?とか、
お悔やみお電話でそんなこと聞かなくていいのに、という質問のオンパレードです。
ぜんぜん慰められませんでした…。

たたみかけるように、今日のお昼に実家で、叔母からも
「子ども!早く産め産め!(喘息の)薬なんか飲まなくていいから、まず子ども!」
と拳をあげて怒鳴られました。
この叔母(母の妹)、少々事情があって長年心を病んでいて、暑い日なんかは(心の)調子が悪くなるし、
ここ2日間寝不足だとかで、たまたま実家に戻ってきていたのです。
連れあいの叔父さんは、ほぼ毎日畑の手伝いをしてくれてます。
「畑の手伝いは私がやるから、このうるさい叔母をどっか連れてってくれればいいのに」
などと、失礼なことを考えてしまう私。
この叔母だって、好きで心を病んでるわけじゃないのにね。

なんだか連続で子どもを産まないことを責められた気分になり、
私のせいで父は不幸な状態で旅立ったんだと責められた気分になり、
たまたま連日の炎天下の畑仕事で疲れが溜まっていたのもあり、
私が家のため家族のためにどんなに頑張っても、
子どもがいないってことはすべてをゼロにするばかりか、
みんなを不幸にするんだって責められた気分になってしまい、
家に帰って農具を片付け、お風呂に入りながら、さすがに涙がでました。

さっそく閻魔様が試練をくださっているようで。
なかなか仕事が早いですなあ…。

まあ、そんな嫌なことばかりでもなくてですね。

お悔やみ電話や手紙をくれる友達が、今こういう漫画やアニメがおもしろいよとか、
子どもが歩けるようになったよとか、もうすぐマイホームが完成するのとか、
こんな美味しいお店があったよとか、すごく腕の良い美容院見つけたよとか、
そういうステキな話を聞かせてくれたりもするので、
救われたりもするのですけどもね。

人間、いろんな人がいます。
自分の発した言葉が相手にどう捉えられるか、多角的に考えられる人間になりたいものです。
悪気のない氷の刃が、かなり恐ろしい今日この頃でございます。

by kyonmo | 2009-07-31 17:23 | シゴト | Trackback | Comments(4)

母、大腸ガン健診にゆく。

父が亡くなって、実家の大黒柱となった母。

母に何かがあったら、お先真っ暗どころじゃございません。
健康でいてくれないと困ります。

広島のお義母さんから、大腸ガンのあれこれについて聞いてからというもの、
「私は絶対大腸ガンだ(-"-)」と悩んでいた母。
大腸カメラ?を17日に予約していたものの、まさかの父の急逝。
「葬儀の日(16日)に断食(正確には大腸にカメラを入れるための専用食を食べる)なんかできん!」
ってことで、健診を延期してました。

で、昨日ついに大腸にカメラを入れたらしいんですがね。

なーんにもありませんでしたとさ☆
ポリープのかけらもない、キレイな腸だったそうで。
神様仏様、お父さん、ありがとおっっ\(^o^)/

時々出血してたり、細い便が出てたりしてたのは、たんなる痔だったそうです♪
良かった良かった。(母は昔から痔主です)

もし、ガンでも発見されて、すぐ手術ってことになったらどうする?とか、
四十九日の法要より手術を優先してもらおうね!とか、
絶対自分のことを後回しにするから、どうやって母を説得するか?とか、
ダンナさんとイロイロ考えていましたが、いらぬお世話だったようで(^^ゞ

あああ、本当に良かった。
母にこれから起こる予定の不幸はすべて私に回してください、閻魔様。

by kyonmo | 2009-07-30 00:30 | シゴト | Trackback | Comments(2)

父との別れ14

お位牌とか香典返しの品とか四十九日のお料理とか、
どこに頼むかと言うのが決定し、群がっていたハイエナたちも去って行きました。
次の獲物の家へ向かってくださいまし<(_ _)>

お次の難関は、「相続」でございます。

遺産を巡って、骨肉の争いが起きているわけではないので、ご安心を(笑)
ただ、手続きが面倒なだけなんですわ…。

例えば。
〇〇共済というとこから、わずかだけど保険金が入るのだそうです。
それには、故人の戸籍謄本と相続人全員の印鑑・印鑑証明が必要なのだとか。

相続人は母・兄・私・ダンナさんの4人です。
ダンナさんは婿に入った時に正式に養子縁組手続きをしているので、
子どもの1人として、相続権があるのです。
我が家が遺産の3分の1を受け取るのには、ちょいと抵抗があるんですけどね。
(なんか、兄に申し訳ない気がして)

それは置いといて。

市役所に母と行きました。
印鑑証明なんて、ホイホイ取れますが、1枚350円ってどうよ?!
毎回思うけど、この手の証明書発行、ぼったくりじゃないスかーーー??
で、母が父の戸籍を出したところ、
父が30年前kyonmo家に婿に入ってからの戸籍謄本は、そこの市役所で取れるのですが、
「それ以前の戸籍謄本は○○役所(父の実家の地域)へ行ってください」ですって!
そんな暇、ないわーーーい(怒)
何時間かかると思ってんだい!

郵送でも取り寄せられるらしいですが、かなーり時間と手間がかかるとか。
「どうせ毎週来るんだから、叔父sに頼んだらいいじゃん。」と私が言うと、
「そんなこと、申し訳なくて頼めないわ」と母。
どうせこの共済だけじゃなくて、銀行の通帳とか解約するときに必要になるんだから、
自分で行って、多めに取ってくるそうです。
はあああ。母よ、苦労するねぇ。
行く時は一緒に行くから、声かけてくれよ~。

というわけで、なんでこっちに来る前の戸籍謄本が必要かと言うと。
たぶん、母と結婚する前に誰かと結婚して子どもがいたりしないかどうか、
確認するためなんでしょうね。
相続人数が変わってきますもんねえ。
隠し子が発覚したら、きっと、母は倒れちまいますよ(T_T)

というので、ふと自分のことを振り返ると。

ダンナさんには、前の奥さんとの間に子どもが1人いるので、
もしダンナさんが亡くなったら、私とその子で財産半分こってことですよね?
うおー、絶対嫌や(怒)
我が家の土地・建物の名義はダンナさんになっているので、
近いうちに私の名前に変えておこうと、本気で考えております。

で、万一ダンナさんに病気の気配を感じたら、会社の名義も私に変えて、
通帳のお金も全部、私のに移動しとかなきゃ。
交通事故とかでポックリ逝かないように、気を付けてもらわないとです。
2人で稼いできたお金を、前の女の子どもになんて分けてあげないもーんだ。
生前贈与?とかで、税金払った方がマシだい!

っていうか、税金取られるほどダンナさんに資産はないですけどね(^^ゞ

ちなみに祖父もバツイチなもので、母には会ったこともない3歳上の姉がいるらしいのです。
祖父が亡くなった時には、その子を探すことから始めねばならないので、
なかなかに大変そうです。
行方を知ってるはずの曾祖母はとっくに他界してるし、祖父は痴呆ですし。
興信所ってヤツに頼まなきゃいけないんでしょうかねえ。

by kyonmo | 2009-07-29 23:13 | シゴト | Trackback | Comments(4)

父との別れ13

父が亡くなってからというもの、
毎日のように実家に行くので、体から線香臭が漂ってる気がします。

まさに、オーラのように。
私が動けば、線香の香りも動く~(笑)
買い物とかですれ違った人は、「変わった香水だな」とか思ってるでしょうね。
ま、最近はアロマじゃなくてお香が趣味の若い女性もいますし☆

喘息持ちの私には、例え線香のでも、煙や独特の臭いは致命的なのですが、
最近は薬を欠かさず飲んでいるため、無反応なマイ気管支。

そうそう、実は父が亡くなった日の前日、いつもの吸入ステロイドが無くなってしまって、
「明日お父さんのお見舞いが終わったら、病院行って薬もらわなきゃ」
なんて考えてたら、突然の訃報で、病院なんて行けず(>_<)
18日にようやく薬をゲットするまで、ノー薬で線香やら焼香やらの煙に囲まれていたのですが、
発作が1回も出ませんでした!
(蚊取り線香が間近にあった時に一瞬、怪しかったですけどね…)

しかも、ひさびさにスパイロメータ?の検査をしたんですけど、
伸び悩んでいたはずの数値が、いきなりベスト記録を更新!しかも大幅に!
検査をするまでは「勝手に薬の回数減らして(怒)」って不機嫌だった先生も、
「じゃ、これからも1日1回でいいです」と了解してくれましたとさ♪

関係ないかもしれないけど、ありがとうお父さん\(^o^)/☆


最近では、線香の匂いに安心感さえ感じるようになりました。
なんとも心がおだやか~になります。
幻聴ですが、お経も聞こえる気がします。
寝る前とかお風呂とかトイレとかで、ふと気付くとお経が頭の中に流れてます。
恐るべし、洗脳力(笑)

以前は「お経=足がしびれる」というイメージで大嫌いだったのですが、
これだけ散々聞いたら何だか面白くなってきて、
ちょいと覚えてみようかと、
祖母から「朝夕のおつとめ」というお経の本を借りてみました。

信仰心なんてこれっぽっちもありませんが、
線香とお経にはハマるかもしれません(^^ゞ

by kyonmo | 2009-07-28 23:27 | シゴト | Trackback | Comments(2)

気分転換!

父の死があまりに急だったため、
いろんなことに振り回され、いろんな人を恨み(特にダンナさんとか)、
自分が嫌な人間だなあとつくづく思い知らされたので、
「ココで一発、イメージチェンジだ!!」と、髪を切ってきました(笑)

前回美容院に行ったのは2/26。
父のガンの再発が宣告され、ブルーになってる時でした。
ダンナさんの勧めもあって、ふわふわパーマをかけ、アンジェラアキみたいにしたんですが。

バッサリ行きましたよ、今回は!
高校生以来じゃないかな?こんなに切ったのは。
高校の時、男の子役を演るのに(演劇部だったもので)ショートにしたんですけど、
その後は基本的に短くはしなかったですから。

とにかく短くしてください。
セットに手間がかからないのがいいです。

の2点だけ伝え、あとは美容師さんにお任せ☆

予約なしで行ったので、前回担当してくれた美容師さんは残念ながらお休みで。
今回は同世代(か、ちょっと若い?)の男性美容師さんが切ってくれました。
どこの美容師さんもそうですが、背中までのばしてるくせに「短くして!」と頼むと、
「ホントに切ってしまっていいんですか??」とビビりますね(笑)
今回の美容師さんも逃げ腰でした。
私の髪質では、ショートにすると、朝起きたら寝ぐせボーン☆になってしまうとかで、
結局「ボブにした方が」とのこと。

で、こうなりました。
a0105396_2394555.jpg

アンジェラアキにした時の写真がないので、比較できないのが残念ですが、
「バッサリ」には違いないです、ハイ。
家に帰るまでに乱れてしまったので、襟足がなんだか偏ってしまってますね(^^ゞ

シャンプーが楽です。ドライヤーなんて使わなくても、すぐ乾きます♪
注文通り、朝起きても爆発してません。手ぐしでOKなくらい☆

でも、みんなに不評です(-"-)
どうせすぐ伸びますから、いいんですけどね~。

そうそう、白髪が激増しました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
写真でもチラッとその片鱗が見えてますが、前から見るとビックリですよ。
もともと若白髪な人ですけども(父譲り)、そんな言葉では片づけられない感じでねぇ。
特に分け目を間違えると「関口宏??」レベルです(ちょっと言いすぎか)
ま、ハゲるよりは白髪の方が良いので、ほっときます(笑)

心機一転、暑中見舞いを書きました。
年2回の挨拶状を欠かさないのはポリシーですから。
喪中なので、次の年賀状は出せませんしねー。(喪中ハガキは出しますけども)

by kyonmo | 2009-07-26 23:18 | お芝居 | Trackback | Comments(2)

父との別れ12

葬儀の翌日から、我が家にハイエナが群がり始めました。

主に、仏壇仏具屋・墓石屋・ギフトショップ・仕出し料理屋などなど。
次から次へと貢物を持ってやってきます。
電話攻撃も同時にあり、母と祖母がグッタリ。
かといって、弔問客や知り合いからのお悔やみ電話もあるので、
玄関のインターホンを切るわけにもいかないし、電話線を抜くわけにもいかない。

畑も気になるし、各種手続きにも行きたい母、パニック。
私が留守番に実家へ行った頃には、イライラしておりました。

しかしまあ、貢物の数々はさすがに使えるものばかりで、ちょっとホクホク☆
なかでも「葬儀後マニュアル」という、超分かりやすい冊子を持って来てくれたとこがあって、
母と「こりゃあいいね!!」とずいぶん参考にしたのですが、
あまりにもカタログその他が多すぎて、どこの業者が持ってきたのか分らない。
せっかく役に立つものをくれたから、そのお店を使ってあげたかったのに。
冊子に社名入れといてくれればなあ~。

新聞に載った故人の年齢が若かったので、
「こりゃあ墓も仏壇もまだ準備してないだろう」と期待して来る業者ばかりですが、
残念ながら曾祖父母が墓も仏壇も用意してまーす^m^

最近ではいろんなサービスが付いてるもんですねえ。
芳名帳を預ければ、2日で住所や電話番号を可能な限り補完したリストを作ってくれるとか、
喪中ハガキをいろんなパターンで作ってくれたりとか(配偶者用、親用、子ども用とかね)、
「無料」でしてくれるんだそうです。
すごいねえ~。
残念ながら、頼みませんけどね(笑)


ちなみに昨日は二七日(ふたなのか、と呼ぶらしい)のミニ法要がありました。

ウチは初七日が終わったら四十九日までは何もしない(札打ちくらいで)んですが、
父の兄sが「可哀そうだ」と文句をつけてきたので(アチラでは7日ごとに坊主を呼ぶ)、
仕方なく毎週お坊さんを呼ぶことにしたのであります。

お坊さんのお布施だけでなく、その後のご飯とか、毎週毎週お金が飛ぶ跳ぶ!!
まったく迷惑なヤツらです。
毎週(料理分くらいの)香典は持って来いっ!(昨日は持って来てましたけどね)

さてさて、拝んでくださった「お坊さん」ですがね。
昨年、お世話になってるお寺のご住職が、膵臓がんでお亡くなりだったんです。
このお寺には後継ぎとして26歳のお嬢さんがいるのですが、
住職が急逝したため、まだ尼さんとしての修行が終わっていないらしいのです。
なので、修行が完全に終わるまでのあと2年間は、
大きな法要と葬儀の時は、縁のある寺から僧侶を派遣してくれるんですがね。

二七日のようなミニ法要は、その修業中のお嬢さんでも可能だそうで、
初めて若い尼さんの読経を聞いたのであります\(^o^)/
若い女性とはいえ、尼さんですので、髪は坊主(つるつるじゃないけど)。
時々は本?を見ながらの読経でしたが、さすがに声は低く、独特の響きがありました。
物腰柔らかで、仏に仕えてるって感じなんですけど、
次回(三七日)の日時を決める際、僧侶バックから出てきた手帳が超プリチーで、
おお!僧侶でも若い女性はやっぱり可愛いものとか持っていいんだ~と変に感動。

お寺までお送りする車の中で、修行のお話など聞きましたが、
仏教系の大学(京都にあるらしい)で、冷暖房なし、風呂なしの寮で、
毎日ひたすら修行だったそうで、私にゃとうてい無理だなあ…と感心する。

老齢のご住職のお経とは違って、お嬢様のお経は超聞き取りやすく、
通夜から何度も聞いていたフレーズも、「なるほど!そういうことだったのか!」と目から鱗で。
ちょっと私もお経を唱えられるようになりたいと思い始めました。

南無妙法蓮華経~くらいしか、知らないですからね(^^ゞ(あ、うちは日蓮宗です)

つづく

by kyonmo | 2009-07-26 17:04 | シゴト | Trackback | Comments(2)

父との別れ11

17日のこと。

ダンナさんと兄は仕事が始まります。
兄は大企業なので1週間は休めるらしいんですけど、気になって休んでられないそうで。
嫁が来ない理由が分かる気がします。

私はと言うと、さすがに疲れが出たのか、午前中は爆睡モード。
父が亡くなってからというもの、遅寝早起きを繰り返していたもので、
この午前中睡眠はかなり貴重でした。

が。

10時頃珍しく家の電話がなったと思ったら祖母からで。
「おじいちゃんはいったい何時になったらホームに帰るの?!」とすごい剣幕。
「外泊許可には15時までに帰るって書いたけど…」と私。
「15時?!まだまだじゃないの…」とガッカリして電話を切る祖母。
実家で何が起こっているかが想像できます。

その後母から電話があり、ちょっと早いけど祖父をホームへ送ってくれないか、とのこと。
15時まで待てないってことですね。
ダンナさんが昼休みで帰ってこないと私も外出出来ないので、
じゃ13:30に行くよ、と返事をしました。
祖父はホームに戻るのが心底不満のようでしたが、
なぜだか「仕事に行かねば」と言いだし(ホームに行くのは祖父の中で「仕事」のようで)、
車に乗ってくれました。
ホームに着くまで「おばあちゃんが家に1人で可哀そうだ」とか、
「M君(←父)が死んでしまったから、自分が家にいないといけないのに仕事だから仕方ない」とか、
祖父は祖父なりに家のことを考えているのかなあと、複雑な気持ちになりました。
ホームに着くと介護士さんに「妻が泣いて引き留めたけど帰って来ました」などと話していて、
まさか追い出されたとは言えないよなと思いつつ、祖父を部屋まで送りました。

で、無事送って来たよ~と祖母に報告に行くと、
なんとも安心した顔で「これでゆっくり茶も飲めるわ~♪」と上機嫌。

実はそんな祖母も20日のお昼に倒れ、寝込んでしまいました(>_<)
疲れがでたんでしょうねえ。88歳ですからねぇ。
父が亡くなってからずっと、年寄りなんだから自分が逝けば良かったと泣いていたし。
幸い2日安静にしてたら元気になりましたけど、要注意でございます。

不幸は続くと言いますが、21日に母がホームから呼び出しを受けまして。
なんと、祖父が他の入所者に暴力を振るい始めたというのです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
殴る蹴るではなく、イスを投げようとしたのだとか。
実家ではイライラすると、ちゃぶ台をひっくり返したり、物を投げたりすることは日常茶飯事ですが、
他人様のたくさんいるところでやらかすのは、初めてのことです。
久しぶりに家に帰ったら通夜だ葬儀だとバタバタしていたので、
そんな落ち着かない状態のままホームに帰り、スイッチが入ってしまったのでしょうか。

このホームはものすごく広く、24時間マンツーで介護士が付いてくれるわけではありません。
なので祖父がイスを投げるのを、ピンポイントで止められないのです。
ちょうど島根での事件が(入所者が入所者を殴って殺害する)起きてしまったのもあり、
1日でも早く祖父を引き取ってくれと迫られる母(-"-)
そう言われても葬儀後のゴタゴタで祖父を監視する暇もないし、祖母は寝込んでるし、
今引き取るわけにはいかないと母が言うと、
もっと介護士の目が行き届く、少人数のグループホーム?に入ってもらったらどうか?との提案が。
預かってくれるならどこでもいいけど、探してる時間がない、と母が言うと、
ではこちらで紹介させていただきます!とのこと。
…よっぽど追い出したいんだなあ…気持ちは分かるけど。

で、翌日2軒ほど紹介してもらい、母が入所のお願いにあがったのですが、
ソンナ状態の祖父をあっさり引き受けてもらえるはずもなく。
「施設長と相談して返答させていただきます」とのこと。
はてさて、どうなりますことやら。

と思っていたら、いいこともありました。
兄が来月からコチラの支社に転勤になるそうです\(^o^)/☆
以前から移動の話はあったらしいのですが、急に決定したみたいです。
きっと今回の事情を考慮してもらえたんでしょうね。

しばらくは引っ越しする余裕がないので、向こうから通うらしいですが、
これで母も祖母も心強いことでしょう。
嫁が見つかりにくくなるかもだけどね(>_<)

つづく。

by kyonmo | 2009-07-25 11:43 | シゴト | Trackback | Comments(2)

父との別れ10

まだ16日のこと。

七日法要が終わって、控室で夕食(精進落としというらしい)。
昼食べたばっかりなのに、また食事ですよ。
これは「遺族がふるまう」という形になるので、母と兄と私とダンナさんは御酌に回る。

そうこうしてたら、ある叔母が、
「kyonmoちゃん、おじいさんが!」と言うのでふと見ると、
祖父が独りスタスタと、部屋を出ていくではありませんか!
「トイレかな?」と思い、追いかけて聞いてみると、「食べ終わってすることがないから帰る」とな。
「おじいちゃん、バスに乗らんと帰れんよ!もう少しだけん、座っとって!」と連れ戻す。
そしてまた御酌に回っていたら、5時を過ぎてしまい、
ダンナさんにエルを迎えに行ってもらう。
(結局、9:45~17:30まで預けて、7200円も取られちゃいましたよ…店員の態度も悪いし。)

ダンナさんが出て行ってしばらくすると、また「kyonmoちゃん、おじいちゃんが!」の声。
今度は何だ?と思ったら、祖父が各テーブルをまわり、余ってるビールを集めてました(>_<)
ホームにいる時は1滴も飲ませてもらえないので、アル中の血が目覚めたんでしょうか。
祖父が飲んでる薬とアルコールは相性が良くないらしいので、慌てて止めに行きますが、
宝物を奪われた祖父はご機嫌斜め。
祖父の隣の席にいた叔父が、「もうkyonmoが見張っておけ」と席を開けてくれたので、
私は祖父と「おじいちゃん、kyonmoとお酒じゃなくてお茶けを飲もうね~」と一緒にお茶を飲む。

父から祖父の悪行を聞かされていたらしい、1番上の兄叔父が、
すっごく冷やかな視線を私達に向けていて、自分が責められているかのようで腹が立つ。
アンタだって、幼少の頃から父をこき使ったじゃないか!知ってんだぞ!

そんなドタバタな夕食も終わり、マイクロバスで実家へ戻り、解散です。
母と兄が、お手伝いしてくださったご近所に挨拶回りに行き、私は祖父の見張り番。
ダンナさんがどうしても行かなきゃいけない仕事があったので、一度アパートに戻り、
21時頃また実家へ行く。

お金のことだけは後回しにはできない!と、母と兄と3人で芳名帳と香典の確認。
さらに金額の確認。
ありがたいことに香典で葬儀代が払えそうな感じでした。
(高額な方には半分返さなきゃいけないし、お寺のお布施とかその他費用を考えると、
残念ながら超赤字なんですがね…)

ようやく無事葬儀が終わりましたが、実はここからが戦いなのでありました。

つづく。

by kyonmo | 2009-07-25 10:51 | シゴト | Trackback | Comments(2)

父との別れ9

16日のこと。

斎場に着き、お坊様の読経の後、父と最後のお別れをします。
1日に何軒あるのか知らないけれど、係員が超手慣れていて、流れ作業的。
「ハイハイ、後がつかえてますのでサッサとね~」という感じなのが気になる。

最後のお別れも済み、父は喪主である母と付き添いの兄と一緒に炉の前に移動。
私を含めその他親族は、ガラスを隔てた「お別れ通路」から、見守ります。
ガラスの向こうには炉が6つくらいはあったでしょうか。
2つ隣の炉には、すでに火が入ってます。
父の棺が炉に入って行き、扉が閉まったあたりで叔父・叔母号泣。
この斎場では点火スイッチを喪主に押させる決まりのようで。
さすがの母も号泣し、なかなかスイッチが押せません。
そんな母の背中を見て、私も号泣。
スイッチを押す瞬間の母の気持ちは、想像もできませんよ。

10:30に火入れしまして、収骨までには1時間半ほどかかります。
その間、親族控室で昼食。
昨晩の通夜とは親族の顔ぶれが微妙に違うのにようやく気付く私。
大学生になってから親戚巡りに参加していなかったので、サッパリ顔が分かりません。
通夜に来てくれた親戚は、自己紹介をしあったので分かるのですが…。

12:00になり収骨の部屋へ移動。
真っ白な骨になり、まだ熱々な状態の父を見て、
祖母が「まだ最後のお別れもしていないのに、勝手に火を入れて!(怒)」などと叫ぶ。
みんなビックリ。
悲しみのあまり、混乱しちゃったのでしょうか…。
母と兄から始まり、みんなでお骨を収めていきます。
係のお兄さんが汗だくでお骨をバキバキ砕いている姿は、複雑でした(-"-)
そのままでは壺に収まらないってのは理解できるんですけど、
頭蓋骨を4等分?に割るのは、さすがに眉にシワがよりましたよ。
なんでも、壺の中で座禅を組んでいるような順番で収めたことになるそうです。
溢れんばかりにたっぷり詰め込まされました。

最後に何やらパンフを渡されて、なんだろうと思って見てみたら、
墓地買いませんか?の営業パンフでした\(゜ロ\)(/ロ゜)/
こんな時までシッカリ営業ですか!!

お骨を抱えて、今度は葬儀場へ移動。
「控室で休憩」と言うのがやたらと多いスケジュールなので、お茶汲みOLは忙しい。
斎場も葬儀場も、霊安室かと思うくらい冷房効き過ぎで寒い!
この季節に、熱いコーヒーが大人気。
13:00から進行係のお姉さんと打ち合わせ。
結婚式の時も思いましたが、司会係の方はやっぱりいい声してるなーと変に感動。
兄が大手建設会社に勤めているため、関係会社から弔電の数が半端ない☆
どれを読んでどれを読まないかを選ぶのに、兄パニック。
そんなこんなしてるうちに、葬儀会場に移動し、席順や進行の確認が始まる。
祭壇が異常に豪華なのと、会場の広さにビックリ。
使い回しのクセに、これでいくらとるんだ?と余計なことが頭をよぎる私。

リハが終わり、母と兄、私とダンナさんの4人は、
会場入り口で「お迎え」をするのですが、参列者の多さにこれまたビックリ。
「このたびは…」と言ってくださる方の8割は私の知らない人でしたが、
父にはこんなに泣いてくれる人がいるのだなあと、また変に感動。
会場の広さにビックリしたのに、参列者が収まりきらない!!
追加のイスをどんどん出してもらいましたが、会場を溢れて葬儀場の玄関付近まで列が。
祭壇が豪華なのと、広い会場を選んだ理由が分かりましたよ。

14:00から葬儀。
相変わらず読経が長いのですが、合間にお坊さんがシンバル?みたいなやつを回転させて、
ガラガラガラガラ~とすんごい音がなるんで、気になって仕方がありません。
日蓮宗の読経ってこんなに賑やかだったっけ?
読経も長いけど、参列者が多いだけに焼香も時間がかかります。
母と兄、私とダンナさんは、葬儀場の玄関付近でお見送り。
雨の中わざわざ出かけてくださった皆さま、ありがとうございました<(_ _)>

またしばしの休憩を挟み、今度は親族だけで七日法要。
通夜からこれで何度目だ?というお坊さんの読経を聞いていて、
たぶんそれぞれ違う経を読んでいるのだろうけど、頭の中が麻痺して全部同じに聞こえる私。
母、疲れが出たのか、居眠り(>_<)
宗派の違う例の叔父軍団も、「まだか?そろそろ終わりか?」などとボソボソ言い出す。
葬儀を2軒かけ持ったお坊さんの声も、かなり限界なんですが、
それでも大きな声でしっかり経をあげてくださいました。
ちなみにこのお坊さん、いつも世話になってるお寺が派遣してくれた臨時のお坊さんなんですが、
自分の子どもが小学生の時、少年野球の監督をしていたそうで、
同じ時期に、父は少年野球の審判連盟に入っていましたので、面識があるのだとか。

これも「縁」というヤツなのでしょうね。

つづく。

by kyonmo | 2009-07-25 10:25 | シゴト | Trackback | Comments(2)

父との別れ8

16日のこと。

暑い中、顔色が変わりながらも安らかに眠ってくれていた父を、
ついに送る日がやってきました。
「おくりびと」さんたちが追加で来てくださって、再度メイクをしてくれました。

10時から出棺、と聞いていたので、
それに間に合うように、ダンナさんにエルをショップに預けに行ってもらう。
このショップ、3時間1800円で預かってくれるのですが、
10時開店なので、10時より早く預けると「時間外受付」ってことで1800円追加される。
ダンナさんが到着したのは9:45だったそうで、これくらいなら大目に見てくれるかな?と思いきや、
例え15分でも時間外は時間外だから、1800円いただきます、とのこと。
トリミングの時は、10時予約で10分前に入っても何にも言われないのに(T_T)
ダンナさんの喪服見て、事情は分かるだろうになあ…。

私は出棺前に読経があると思っていたので、ダンナさんが間に合うと思ってましたが、
10時出棺に合わせて、9:40からお坊さんの読経が始まる!
コレには集まってくれた親戚筋もビックリ\(◎o◎)/!
「ええっ?○○は10時にくるんだけど?」と言いつつ、叔父さん叔母さんsがパニックに。
無視して拝むお坊さん。
実はこの日、葬儀を2軒受け持っていて、スケジュールがかつかつだったのです。

それでも10時頃から棺にお花や遺品を入れたりするのが始まって、
ようやく厳かな空気に包まれる我が家。
生前は観葉植物だけが好きで、花にはちっとも興味がなかった父が、
花で埋まると言うのも、何とも皮肉なものですねえ。

棺には父の好きなタバコと愛用の卓球ラケット。
卓球仲間が1球1球に寄せ書きしてくれた、卓球のボール。
愛用のボーリングウェア。
ダイオキシンの関係で入れちゃダメというので(元から無理だとは思ってましたが)、
ボーリングのボールと、カメラの「写真」を入れる。
数年前に生涯1度だけ出したというパーフェクトゲームの時のスコア表を入れてあげたかったけど、
どこにしまってあるのか、ついに発掘できませんでした。

最後に触って良いとお坊様が言ってくれたので、
20年ぶりくらいに父の頬に触れましたが(あ、納棺の時のお清めでも触れたけど)、
ドライアイスのせいもあり、氷のように冷たく、涙が溢れて何も声をかけられませんでした。

霊柩車を囲むようにして、お手伝い係以外のご近所さんが人だかりを築いていて、
父の人柄がよく分かりました。
そして、ついに斎場に向かうのであります。

つづく。

by kyonmo | 2009-07-24 17:20 | シゴト | Trackback | Comments(2)